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3人の子どもを育てながら仕事をして、さらに資格を取ることは可能?

社会問題化している待機児童問題。
保育園を増やす、保育士を増やすことが目下の課題とされております。
そんな保育士には毎年約6万人が受験しており、
子育て中のお母さんが子育て経験を活かして、受験するケースも増えているそうです。

今回は、家事や子育てをしながら保育士養成校に通い、
さらに保育園でアルバイトもしながら
保育士資格の取得を目指している主婦Kさんから
実際の資格取得までの流れ、シングルマザーとしての想い等をお話しくださいました。

Kさんは3人の子どもをもつ40歳のシングルマザーで、
現在、日本児童教育専門学校(東京都新宿区)の
「保育福祉科 昼間コース2年制」に在籍しております。

実はKさんは当初、独学で国家試験を受けようと、
当時勤務していた職場にテキストを持ち込んで休み時間に勉強しておりました。
しかし、残業もあり帰宅が22時をまわることもある中で、
”最短1年間”とはいうものの現実的に3年間でも8科目全てを合格することが難しいと判断し
(直近10年間の合格率は全国平均16.2%!)、
急がば回れで、強制的に勉強することができる環境で、
かつ、必ず資格が取得できる養成校への進学を選択しました。

そして、数ある養成校を検討した結果、
国家試験を受験することなく、
2年間という最短在籍期間で卒業と同時に
保育士資格を必ず取得でき、
さらに毎日(月~金)9:00~14:30までの授業編成ということもあり、
子育て、家事、アルバイトと忙しい毎日をこなしながら通えることが決め手となり
現在通っている専門学校に決めたようです。

専門学校のクラスには、5~6名が主婦や実際に子育てをしながら学ぶ方たちで、
Kさんはこの環境が自身にとって実に刺激的だと語ります。

現在、会社員から保育園のアルバイトへ転職して保育士を目指すKさんですが、
もともと幼児教育を学んだ経験があり、
自身の子育て経験も相まって
「子どもとはこういうもの」
「これはできる・できない」という知見がありました。
ただ、主婦や子育て世代、また、保育補助のアルバイトをする学生が多数いる環境の中で
情報交換をすることで、自分とは違う考え方に触れ、
できないと思っていたことができると気付いたり、
子どもにとって良いと思っていたことが実はためにならなかったとわかったり、
また、時代の変化に応じて保育の考え・手法も変わっていることを知ることができたりと、
良い意味で自身の保育観・既成概念が覆されたとのこと。

そういう意味では、子育て世代は日々最新の子育ての知識と技術の習得、
そして、リアルなお悩み相談ができる環境が整っているとも考えられますね。

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勉強・家事育児・仕事と多忙を極める毎日。それでもがんばれる秘訣は、家族

平日は勉強・家事育児・仕事と、”三足”のわらじを履いているKさん!
学校の授業が14:30に終わった後、
30分程学校のピアノ室でピアノ自主練習を行い、
そこから自宅近くのアルバイト先である保育園へ直接向かい
16:30から19:00まで働き、
自宅に戻ってからも、家事と宿題(子どもがちょうど受験生!)を行うとのことです。

学校を卒業するまでの2年間は
決して時間に余裕があるわけではありませんが、
だからこそ、保育士資格を取得するという目標に向けて、
優先順位をしっかりつけて時間を切り盛りすることを意識しているそうです。

そんなKさんが何より大事にしているのが「家族」。
家族が精神的な支えになっており、
家族の生活や心の安定があることで日々の活力が生まれるとのことです。

特に土日は学校も保育園のアルバイトも休みなので、
家族との時間を大事にしているそうですが、
こんなに日々忙しく学びながら働きながら子育てをしている母親の背中を見て、
子どもたちも家事を手伝ってくれるのでは、
という問いに対して、
「そういうことは全くしてくれません。」と
Kさんは笑いながら答えてくれました。

最後に、主婦や子育て世代を含め
既卒生が7割を占める日本児童教育専門学校に通うことで、
Kさんは自身の想い描く保育士像にも変化があったと言います。

入学前までは「子どものためになる保育士になりたい」という気持ちでしたが、
保育現場経験を豊富に積んだ先生から
具体的なエピソードを交えた学びを種々受けることで、
「自分ならではの保育ができる保育士」になりたいという気持ちに変化したそうです。

主婦となり、子どもを3人育てあげ、
また、シングルマザーとして一家を支えてきたという社会人経験を活かして、
子どもはもちろんのこと、保護者の気持ちを汲める、
保護者の応援団のような保育士になりたいとのことです。
Kさんの今後の活躍が楽しみですね!!

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