初めて転職する人ならおそらく書いたことのない「職務経歴書」は、転職や再就職をするときに欠かせない応募書類の一つです。履歴書であれば、手書き用の市販品もパソコンで作成する用のテンプレートも、フォーマットに大した差はありませんが、自由度の高い職務経歴書は実にさまざまな書き方があります。
今回は、主婦の皆さんに向けて、職務経歴書の書き方で気を付けたいポイントから、正社員・パート問わずためになる形式の種類、一人ひとりに合ったおすすめの形式などをお伝えします。

1.履歴書だけで十分じゃないの?職務経歴書の役割とは

職務経歴書は、転職活動において必須と言える応募書類の一つです。
履歴書にも職歴について書く欄はありますが、履歴書は、志望動機に始まり趣味や特技、通勤に関することなど、その人の基本情報を知るためのものと言えます。

それに対し職務経歴書は、業務実績・強み・求めているスキルがある人かなどを判断する貴重な材料になります。
履歴書の職歴欄を見れば「営業部に3年在籍していた」「経理課で4年勤務した」などの所属部門や勤務年数がわかりますが、具体的に何をやってきたかまではわからないですよね。
そこにフォーカスしたものが職務経歴書です。
職務経歴書はビジネス文書に分類されるため、特に指定がなければパソコンで作成しましょう。また、簡潔にまとめることが最優先なので、枚数はA4用紙1~2枚がベストです。

「履歴書」の書き方で悩んでいるという人は、まずはこちらをご確認ください。
>>履歴書で育児中のブランクをどう見せる?ママの履歴書の書き方
>>履歴書を書く前にやっておきたい4つのコト

2.職務経歴書にはどんなことを書けばいいの?

職務経歴書における必須項目

上のテンプレートを参考に照らし合わせてご覧ください。必須項目は次の5つです。

①経歴要約

②勤務期間

③企業名や勤務先の情報

④職種、仕事内容

⑤業務実績

項目ごとにもっと詳しく!

各項目について、さらに詳しい解説を見ていきましょう!

①経歴要約の書き方について

冒頭に、これまでの社会人経験の経歴全体を3~5行程度でまとめます。
採用担当者は数多くの応募者に対応するため、応募書類の一つ一つを丁寧に読んではいられないことの方が多いでしょう。そんな忙しい採用担当者に、もっと読みたいと思ってもらえるよう、応募先企業にとってメリットとなる要素や1番のPRポイントを入れてまとめましょう。

②勤務期間の書き方について

「●年●月~●年●月(●年●ヵ月)」という表記が基本となります。
一日入社、末日退職ではない場合、( )書きは「(約●年●ヵ月)」と記載しましょう。

③企業名や勤務先情報の書き方について

企業名は「株式会社」を「(株)」などと省略せずに、正確に書きましょう。
勤務先の情報については、事業内容、本社所在地、資本金、売上高、従業員数などを記載しましょう。

④職種、仕事内容の書き方について

<例えば経理なら>
…経験業務(売掛・買掛管理、当座預金の管理など)、決算業務の経験、使用していた会計ソフト、などを記載しましょう。

⑤業務実績の書き方について

業務の効率アップに貢献した、年間の売上目標を3年連続達成した、などを記載しましょう。

★プラスしたい項目

必須の5項目以外にも、下記のような活かせるスキルやアピールしたいことがあればぜひ追記しましょう!主婦経験を経て、正社員・パート問わず仕事復帰したことがある人は、主婦経験によってプラスになったスキルや考え方などがあれば、ぜひアピールしましょう。
・仕事をする中で身につけたスキル(タイムマネジメント、読みやすい長文メールの書き方など)
・PCスキル(表・グラフの作成、使える数式など)
・仕事に取り組む姿勢(工夫した点、改善できた点などエピソードを交えて)

3.形式は3パターン!あなたをよりアピールできる形式はどれ?

基本は自由に書いてよいとされる職務経歴書ですが、経歴を書く際、大きく分けて3つの形式があります。ここでは、それぞれの形式と職務経験に合ったおすすめの形式をご紹介します。

①年代式

入社時から退職までを順に記載するスタイルで、シンプルで見やすいオーソドックスな形式と言えます。入社後に部署移動があった場合や昇進したタイミングなど、その経過をわかりやすく見せることができます。

●向いている人

社会人経験が浅い人、職務経験が短い人

②逆年代式

年代式の逆バージョンで、最近の職務経験から過去に遡って記載するスタイルです。社会人経験年数を積み上げた、最も新しい経歴を1番上(目に入りやすい場所)に書けるので即戦力をアピールするのに有利です。

●向いている人

直近の職務経験に関連する業種や職種に応募する人、直近の経験(マネジメント経験など)をアピールしたい人、社会人経験が長い人

③職能別(専門別)

年代や勤めていた会社とは切り離して、職務分野別に記載するスタイルです。技術職や専門職などに向いていると言われています。

●向いている人

1つの会社であらゆる職種を経験した人、転職回数の多い人、正社員経験がないまたは浅い人、パート・アルバイト経験のみの人、離職(主婦)期間が長い人

4.パート応募でも職務経歴書って必要なの?

パート応募の場合は、企業による!

そもそも「パートでの応募だと職務経歴書は要らない?」と思うかもしれませんが、応募先によって異なります。正社員や契約社員の場合はほとんどが履歴書とセットで求められますが、パート応募だと履歴書のみということもあるので、募集要項を確認しておきましょう。雇用形態によってというより、お任せする業務内容や専門的な知識・資格が必要だったりする場合は特に、パートでも当然必要になる、というわけです。

逆に求められていない場合も、提出してOK!

必須とされていなければ作成する必要はありませんが、志望度が高ければ、少し手間をかけてでも作成することをおすすめします。手間がかかってしまう分「この人すごいやる気あるな!」と、他の応募者と差をつけることができます。

5.主婦歴10年!正社員経験は10年以上も前だけど、書くべき?

何年前でも事実は事実です。きちんと書きましょう!
結婚や妊娠、出産を機に退職して主婦になった場合、いざ再就職しようと動きだすとき、正社員で働いていたのはもう10年以上も前のこと、そんな人も多いでしょう。

「10年も前だと職務経歴書に書く必要なし?」
「逆に書きづらい…」
と思ってしまうかもしれませんがそんなことはありません。

応募条件に「正社員経験3年以上」などの記載を見かけたことはないですか?
このように正社員での経験を重視する企業があるのも確かです。書いていてマイナスになることはありません。
この場合、退職後にアルバイトやパートをしていなければ、年代式・逆年代式どちらか書きやすい形式を、退職後に正社員としてではないけれど何らかの職務経験があるならば、何を1番アピールしたいかによって形式を選びましょう。

何をアピールすべきかは「正社員」が絶対ということはなく、パートでしてた仕事のほうが成長できた、習得できたスキルが多い、仕事への姿勢が変わった、という場合はパートでの経歴をアピールしましょう。

まとめ

いかがでしたか?形式によって不利になりそうな点を見えにくく、逆にアピールしたい点を目立たせることができる、そう考えると職務経歴書は強い味方ではないでしょうか。
もちろん経験も大事ですが、上手くまとめられているか、自分をどう見せるかというプレゼン力でカバーできる部分もたくさんあります。
また、職務経歴書を提出することはやる気をアピールできるだけでなく、作成するPCスキルがあることも同時に示せます。自分に合った形式で作成してみてくださいね。
メリットたくさんの「職務経歴書」を味方につけて、自信を持って転職活動をしていきましょう!

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