おすすめコンテンツ

ワークライフバランスの充実とは?企業・個人が取り組みやメリットを解説

「ワークライフバランスを充実させるには?」

「どんなメリットがあるの?」

ワークライフバランスとは、「仕事とプライベートの双方が充実した状態」を目指す考え方です。

しかし、「実際の取り組み事例は?」「働き方改革との関係は?」といった疑問を抱く方も少なくありません。

今回は、ワークライフバランスの意味目的、企業・個人ができる取り組みなどを解説します。

目次

ワークライフバランスの充実とは?

ワークライフバランスとは、「仕事と生活の調和」のことです。

仕事・私生活のどちらか片方だけを優先するのではなく、やりがいをもって働きながら、プライベートの時間も充実させることを目指します。

ワークライフバランスを重視することで、社員の心にゆとりが生まれ、仕事の生産性向上や心身の健康に繋がる効果が期待できます。

▶社員、パート、在宅ワークなどお仕事探しをサポート!ママのための求人サイト

ワークライフバランスの特徴

ワークライフバランスにおける2つの概念

ファミリーフレンドリー

ファミリーフレンドリーとは、仕事と家庭の両立支援を指します。

たとえば、働きながらでも育児や介護をしやすいよう、労働環境を整える取り組みなどが挙げられます。

政府も、柔軟な働き方に繋がる制度の策定にも力を入れており、厚生労働省が定めた基準を満たす企業に対して、ファミリーフレンドリー表彰を行うなどの施策を行っています。

男女均等推進

男女均等推進は、労働者を性別によって差別せず、能力に応じて平等な機会を与えることを目指す取り組みです。

男女雇用均等法が整備されてから30年以上経った現在でも、採用や人員配置、昇格・昇進などのあらゆるシーンで、男女平等における課題は残っています。

男女均等推進では、差別を禁止する「均等」と、格差を解消する「推進」を通して、すべての労働者が働きやすい環境づくりを目指しています。

ワークライフバランスは古い?より進化した3つの考え

ワークライフインテグレーション

ワークライフインテグレーションとは、「仕事と生活を統合し、どちらも高め合う」という考え方です。

仕事と生活の区別をなくし、両者を流動的に運営して相乗効果を生み出すことで、生産性や成長拡大、生活の質向上を目指すというものです。

ワークライフマネジメント

ワークライフマネジメントとは、個人の主体的な自己管理を通して、仕事と生活の両方を充実させるという考え方です。

労働環境の見直しなどがメインとなるワークライフバランスでは、従業員が受動的な存在になりがちな一方、ワークライフマネジメントでは、従業員自身の主体性が強調されています。

具体的には、フレックスタイム制度やリモートワーク制度など、通常勤務が困難な社員が柔軟に働くための制度が導入されています。

ワークアズライフ

ワークアズライフは、「仕事も生活の一部」という考え方で、ワークライフインテグレーションと同様に仕事と生活を区分しません。

基本的に、仕事を「好きなこと」「趣味」として捉えるため、ストレスなく意欲的に仕事を継続できるでしょう。

厚生労働省もワークライフバランスを推進

平成19年12月に開催された「ワーク・ライフ・バランス推進官民トップ会議」以降、厚生労働省はワークライフバランスの充実を推進しています。

背景には、少子高齢化や待機児童の増加といった社会問題があります。

今後も育児・介護問題は深刻化することが予想されるため、仕事とプライベートの両立に向けて、企業・個人それぞれの取り組みが求められるでしょう。

ワークライフバランスが重視される背景

少子高齢化による業務負担の増大

少子高齢化によって労働力人口が減少すると、社員一人あたりの業務負担が大きくなります。

業務負担が増えると、長時間労働せざるを得なくなったり、育児・介護を両立できなくなったりしてしまいます。

ワークライフバランスの充実は、労働環境の悪化や育児・介護負担の増大を防止する効果が期待できます。

女性が働きにくい社会・企業体制

女性は、家事・育児の負担増大を理由に退職を余儀なくされるケースも少なくありません。

ワークライフバランスが整えば、働きながら家庭生活を両立しやすくなるため、出産後も仕事を続けられる可能性が高くなります。

男女平等の推進や働き手の確保という観点でも、ワークライフバランスの充実は重要な要素です。

働き方改革・働き方の多様化

ワークライフバランスは、労働者一人ひとりが働きやすい環境を作るために重要な考え方です。

仕事とプライベート両方の充実を重視することで、多様な働き方が実現しやすくなります。

労働環境が改善されることで、個人が能力を発揮しやすくなり、社会全体の生産性向上にも繋がるでしょう。

▶社員、パート、在宅ワークなどお仕事探しをサポート!ママのための求人サイト

ワークライフバランスの目的・目標

政府は「仕事と生活の調和(ワークライフバランス)憲章」を策定し、ワークライフバランスにおける3つの目的(ゴール)を定めています。

就労による経済的自立ができる社会

就労によって経済的自立が可能な社会は、ワークライフバランス実現の前提条件です。

就労によって経済的に自立できなければ、仕事と生活の両立も難しいためです。

仕事と生活の調和(ワークライフバランス)憲章では、若者の経済的自立が、結婚や子育ての基盤づくりに繋がる重要な要素とされています。

健康で豊かな生活のための時間が確保できる社会

ワークライフバランスでは、健康で豊かな生活を営むために必要な時間の確保を重視しています。

仕事に追われてプライベートがおろそかになり、心身の健康に悪影響が生じているケースも少なくないためです。

家族や友人との時間や趣味の時間などを持つことは、労働者一人ひとりの豊かな生活や健康維持に欠かせません。

多様な働き方・生き方が選択できる社会

憲章では、ワークライフバランスの実現を通じ、多様な働き方や生き方を選択できる社会の実現も目的に定めています。

具体的には以下のような状態です。

  • 性別や年齢にかかわらず、誰もが自らの意欲と能力を持ってさまざまな働き方や生き方に挑戦できる機会が提供されている状態
  • 子育てや介護が必要な時期など、個人の状況に応じて多様で柔軟な働き方が選択でき、公正な処遇が確保されている状態

 

▶社員、パート、在宅ワークなどお仕事探しをサポート!ママのための求人サイト

ワークライフバランスの充実を図る意義

ワークライフバランスは、労働環境や仕事に対する意識の変化を背景に、その必要性が認識されるようになりました。

近年、生涯単身の世帯や共働き世帯の増加などに伴い、プライベートの充実を重視する人が増えています。

仕事と生活をともに充実させるという考え方は、現代の労働者が大切にする代表的な価値観の一つです。

ワークライフバランスを充実させるメリット(企業)

優れた人材の確保・離職率低下

ワークライフバランスの推進は、優秀な人材の確保や離職率の低下に繋がります。

若年層を中心に、終身雇用を重視せずより労働環境の良い職場へ転職をする風潮が強まっているため、職場環境を整備しておくことで、能力の高い人材を確保しやすくなります。

また、育児中の社員でも働きやすい環境があれば、出産を機に女性従業員が離職してしまうリスクも低減できるでしょう。

生産性アップ

ワークライフバランスの充実は、個人の生産性にも関わる重要な要素です。

実際、ワークライフバランス充実している人ほど、仕事に対する意欲が高い傾向にあるという調査結果もあります。

そのため、従業員のワークライフバランス実現をサポートすることで、一人ひとりののモチベーションアップ、ひいては会社全体の生産性向上を実現することが可能です。

費用削減

ワークライフバランスの充実によって、人材確保や離職率の課題が減ると、採用や育成にかかる費用の削減にも繋がります。

また、従業員の生産性向上によって労働時間が少なくなれば、残業代などの人件費やオフィスの光熱費といったコストの節約も可能です。

女性社員の定着

ワークライフバランス推進することで、女性社員の定着にも一定の効果が期待できます。

女性は、育児などに時間を取られやすいので、出産後も仕事を続けるには企業側のサポートが欠かせません。

企業が仕事と家庭の両立に理解を示し、働きやすい環境を整備することで、女性社員の退職や転職を防げるでしょう。

企業体質の見直し

ワークライフバランスを推進するには、業務効率化を通して労働時間を削減できるはどうかが鍵となります。

業務効率化には、業務内容や社内体制の抜本的な見直しが欠かせません。

生産性の向上を目的とした業務改善は、結果として古い企業体質を見直すきっかけにもなるでしょう。

イノベーションの創造

ワークライフバランスの推進によってプライベート時間が確保されると、仕事では得られない経験をしたり、幅広い人間関係を構築する機会が増えます。

社外での経験を通して、視野の広いクリエイティブな人材が増えることで、社内のイノベーションも活発になるでしょう。

企業イメージアップ

ワークライフバランス推進することで、対外的な企業イメージアップに繋がる可能性もあります。

「従業員を大切にする企業」としてイメージアップを図ることで、関係者からの信頼も高まります

また、社員一人ひとりの生産性が向上することで、「優秀な人材が集まる会社」というイメージの形成にも繋がり、取引先や人材の確保も有利になるでしょう。

ワークライフバランスを充実させるメリット(個人)

働き方の多様化

ワークライフバランスを推進することで、在宅勤務やフレックスタイム制度など、柔軟な働き方が可能になります。

働き方が多様化することで、子育て中のママなど、オフィス勤務が困難な方でも仕事を続けることが可能です。

また、通勤ラッシュや職場の人間関係といった仕事のストレスからも解放されるので、QOL向上にも繋がるでしょう。

経済的な自立

ワークライフバランスが充実することで、育児や介護をしながらでも仕事を続けやすくなります。

その結果、これまで家庭の事情で離職せざるを得なかった女性でも、経済的な自立を維持しやすくなる点がメリットです。

キャリアとプライベートを両立しやすい職場を選ぶことで、出産などのライフイベント後も安定した収入を得られるでしょう。

業務の効率化・残業時間の削減

ワークライフバランスが充実すると、ストレスが軽減して心にゆとりが生まれるため、仕事に対するモチベーションが向上しやすくなります

仕事に対する意欲が高まることで、生産性や業務効率の向上が期待できるため、残業時間の減少や、更なるプライベート時間の充実が実現するでしょう。

健康維持

労働時間の適正化は、仕事におけるストレスの緩和に繋がります。

また、プライベート時間を十分に確保できるようになれば、休養を取る時間も増えるため、体を十分に休められるでしょう。

このように、ワークライフバランスの充実は、心身の健康維持にも効果的です。

モチベーション維持

ワークライフバランスが充実することで、プライベート時間の不足によって生じるストレスや家族関係のトラブルなどが減少します。

その結果、プライベートの悩みが仕事に影響しにくくなり、高いモチベーションで仕事に取り組めるようになります。

このように、私生活が仕事に及ぼす負の影響を減らし、業務のパフォーマンスを向上させられる点も、ライフワークバランスを推進するメリットの一つです。

プライベートの充実

ワークライフバランスを推進することで、プライベートが充実します。

たとえば、家族・友人と過ごす時間が増えることによる幸福感や、趣味を通して得られる達成感・満足感などが挙げられます。

特に、仕事中心でプライベートの時間が確保できていなかった人ほど、ワークライフバランスの充実によって得られるプラスの影響も大きくなるでしょう。

▶社員、パート、在宅ワークなどお仕事探しをサポート!ママのための求人サイト

ワークライフバランスの充実させるには企業・従業員双方の努力が必要

ワークライフバランスを推進するには、企業側だけでなく、労働者自身が主体的に取り組む姿勢も欠かせません。

リモートワークやフレックスタイム制度などを活用したうえで、最終的な目標である「生産性向上」を実現するのは社員自身だからです。

企業側が行う労働環境の整備と、働き手一人ひとりの当事者意識が合わさることで、仕事とプライベートのバランスを最適化できます

ワークライフバランスの充実に向けて企業ができる取り組み

福利厚生制度の充実

福利厚生制度を充実させることで、社員の定着率や仕事に対するモチベーションを大きく向上させることが可能です。

たとえば、レジャー施設や宿泊施設、フィットネスジムを利用できるようにすれば、プライベート時間でのリフレッシュが促進され、仕事におけるパフォーマンス向上が期待できます。

また、資格取得など、社員のスキルアップ支援する制度を設ければ、個人のモチベーションアップだけでなく、会社としての利益にも繋がるでしょう。

<ワークライフバランスに繋がる福利厚生制度の例>

  • 資格試験の費用補助・所定の資格保持者への手当支給
  • レジャー施設や宿泊施設、フィットネスジムなどの利用
  • 育児休業・介護休業などの各種休暇制度
  • 看護休暇・配偶者出産休暇・年次有給休暇の積立制度など各種休暇制度
  • 出産祝いなど、各種祝い金制度
  • 事業所内保育施設の設置
  • 育児・介護・家事代行・食事手配の情報提供

 

勤務時間の見直し

勤務時間を見直し、時間の使い方に融通が利くような制度を整えることでも、ワークライフバランスが整いやすくなります。

たとえば、短時間勤務やフレックスタイム制度を導入することで、社員は限られた時間を効率的に使えるようになるため、育児などをしながらでも仕事を続けやすくなるでしょう。

また、リモートワークを導入すれば、通勤時間が削減されるため、プライベートに避ける時間を増やすことが可能です。

<勤務時間の見直しに繋がる制度の例>

  • フレックスタイム制度
  • リモートワーク制度
  • 時短勤務
  • 変形労働時間
  • 在宅勤務制度
  • ノー残業デーの制定
  • 業務フローや作業配分の見直し
  • 残業の原因分析

 

▶社員、パート、在宅ワークなどお仕事探しをサポート!ママのための求人サイト

ワークライフバランスの充実に向けて従業員ができる取り組み

ワークライフバランスの推進にあたって、従業員一人ひとりには「業務を効率的に遂行すること」が求められます。

具体的には、「不要な業務を洗い出して整理する」「スケジュールを把握・整理し、計画的に業務を進める」といった工夫が必要です。

自己管理を徹底し、無駄な業務時間の発生を防ぐことで、仕事に費やす時間が効率化され、プライベートの時間を十分に確保できるでしょう。

▶社員、パート、在宅ワークなどお仕事探しをサポート!ママのための求人サイト

ワークライフバランスの注意点

ワークライフバランスにありがちな誤解

ワークライフバランスはしばしば、「仕事量を減らしてプライベートを優先する」「仕事とプライベートを明確に分ける」といった誤解をされることがあります。

実際には、仕事とプライベートのどちらか片方を犠牲にするのではなく、両方を充実させ、好循環を生むことを目指すための概念です。

そのため、ワークライフバランスを推進する場合は、本来の意味を正しく認識し、社内に浸透させるようにしましょう。

新しい制度の導入は慎重におこなう

ワークライフバランスの推進に伴って新しい制度を導入する場合は、多角的な視点から慎重に効果を検証する必要があります

たとえば、労働時間を見直によって残業代が減った場合、不満を持つ従業員がいるかもしれません。

制度の導入が社員のモチベーション低下に繋がってしまっては本末転倒なので、新しい制度や施策を採用する場合は、メリットだけでなくデメリットも考慮しながら検討しましょう。

休業制度や休暇制度を利用しやすい雰囲気や環境を整える

新しく導入した制度を形骸化させないためには、休業制度や休暇制度を導入するだけでなく、それを活用できるような雰囲気を作ることも重要です。

部署の雰囲気や上司の価値観によっては、社員が制度を利用しづらいと感じてしまう可能性もあります。

ワークライフバランスを推進する際は、施策に関して認識を共有し、会社全体で意識改革を進める姿勢が必要です。

制度の調整や見直しを定期的におこなう

ワークライフバランスの推進を目指して社内体制を改革した後は、定期的に効果を検証し、必要に応じて制度や運用方法を改善する必要があります。

たとえば、社内アンケートを通じて課題点を洗い出したり、社内で勉強会を開催したりすることで、制度の導入効果を維持できるでしょう。

ワークライフバランスの充実に向けた取り組み

企業の取り組み一覧

  • 社内保育園の設置(株式会社ブリジストン)
  • 「有給消化率100%規定」の導入(ヤマダイ食品株式会社)
  • 残業のチケット制度化(株式会社ピコナ)
  • 短時間勤務制度や休業制度の導入(株式会社ワコール)
  • リモートワーク場所の自由化(日本マイクロソフト株式会社)
  • 子連れ出勤制度の導入(サイボウズ株式会社)
  • 男性社員が取得する2週間以内の育児休業を有給化(株式会社資生堂)
  • 妊娠がわかった時点で、業務の割り振り・引継ぎを実施(株式会社NITTOH)
  • 3歳から9歳まで育児短時間勤務制度を適用(日東工業株式会社)

 

行政・自治体の取り組み一覧

キタキューかえる宣言(福岡県北九州市)

  • 「定時に帰る」「働き方を変える」「仕事以外の大切な時間に還る」ことを推奨
  •  北九州市内の各企業・事業所などがワーク・ライフ・バランス推進に向け、どのような取組を行っているのか、また今後どのような取組を進めるのかについて、ワークライフバランス推進サイト上で紹介
  • 宣言した企業・事業所は、各種支援・助成制度、就業規則、一般事業主行動計画策定など、希望に応じて相談や情報提供などを行う「ワーク・ライフ・バランス推進アドバイザー(社会保険労務士)」を利用できる

 

「ワーク・ライフ・バランスキャンペーン(愛知県豊田市)

  • ワーク・ライフ・バランス推進員が事業所を訪問し、制度の周知や取組に向けたアドバイスを実施
  • 市内事業所・団体等に向け、積極的なワーク・ライフ・バランスへの取組を呼びかける「ワーク・
    ライフ・バランスキャンペーン」を実施

 

京都ワーク・ライフ・バランスウィーク(京都府)

  • 11月19日から始まる 1 週間を「京都ワーク・ライフ・バランスウィーク」と定めて、ワーク・ライフ・バランスについての理解を深める機会を提供
  • 事業所などに、ノー残業デーの実施、年次有給休暇取得の呼びかけ、効率的な働き方に向けた取組などの「働き方の見直し実践宣言」を募集し、専用サイトで公表

 

家族時間デー(福井県)

  • 家族の時間を増やすきっかけづくりに、従業員が定時退社する「家族時間デー」の取組を実施
  • 定時退社日の設定が従業員の意識を高め、効率的な業務処理を推奨

 

「こどもの職場参観日(広島県)

  • “ 家族の絆 ” づくりのための定時退社や休暇取得促進のきっかけにつながっている

 

ワークライフバランスの充実でおすすめの本

子育てがプラスを生む「逆転」仕事術 産休・復帰・両立、すべてが不安なあなたへ(小室淑恵著)

本書は、女性のキャリアアップをを軸に、子育てをプラスにとらえるための方法が書かれています。

「妊娠前」から「2人目の妊娠」まで細かく説明されているため、様々なシチュエーションの子育てママに役立つでしょう。

これで解決。働くママが必ず悩む36のこと(毛利優子著)

本書は、3児を育てながら会社員として成果をあげた著者が、人には聞けない悩みを持っているママに寄り添ったアドバイスを解説した一冊です。

子育てをしながら効率よく成果を出す方法や、働きながら家族にどうやって愛情を伝えていくかなど、子育てママが抱える悩みをリアルな視点で学べます。

週40時間の自由をつくる 超時間術(メンタリストDaiGo)

本書は、時間術について心理学の観点から解説している1冊です。

時間不足の錯覚を解消するための方法やテクニックなどが具体的に書かれているため、限られた時間を効率的に使いながら業務に集中できる方法を学べます。

なぜ、あの部門は「残業なし」で「好成績」なのか? 6時に帰る チーム術(小室淑恵著)

本書では、ワークライフバランスを導入するうえで必要となるチームワーク術が紹介されています。

チーム全体の仕事を把握し、残業時間をどのように減らせるのかについて学べる本です。

▶社員、パート、在宅ワークなどお仕事探しをサポート!ママのための求人サイト

 

ワークライフバランスに関するよくある質問

Q「ワークライフバランスがとれる」とは?

「ワークライフバランスがとれる」とは、「ワークライフバランスが良い」、つなり仕事とプライベートの両立がはかれている状態を指します。

Qワークライフバランスの使い方・例文は?

ワークライフバランスは、「ワークライフバランスを改善する」「ワークライフバランスが良好」といった使い方をします。

Qワークインライフとは?

ワークインライフは、仕事とプライベートの区別をなくした考え方です。

「ライフには、さまざまな要素(家族、友人、恋人、趣味、学び、健康、地域など)があり、ワークもその中の1つである」という意味でつかわれます。

Qワークライフバランスの充実化とは?

ワークインライフの充実化とは、「仕事とプライベートの両方を充実させ、好循環を生むことを目指す」ことです。

Qワークライフバランスで大切なことは何ですか?

ワーク・ライフ・バランスの最も重要なポイントは、「仕事と私生活のバランスが取れていること」です。

仕事を疎かにしてプライベートばかり重視したり、反対に長時間労働が続いていてはいけません。

育児休業や介護休業などの制度を活用しながら、仕事とプライベートが両方充実字ている状態を目指しましょう。

まとめ

ワークライフバランスとは、「仕事とプライベートの両方を充実させ、好循環を生むことを目指す」という考え方です。

単に、プライベートだけを重視するのではなく、そこから仕事の活力を生み出して両方が充実した状態を目指すことが強調されています。

ライフワークバランスが充実することで、業務効率や生産性の向上、心身の健康など様々なメリットが期待できるため、企業と個人双方が積極的に取り組んでいくべき項目です。

▶社員、パート、在宅ワークなどお仕事探しをサポート!ママのための求人サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次