「求人掲載のおすすめサイトは？」
「求人広告における掲載料の相場は？」
求人掲載をすることで、幅広い層の求職者にアプローチできるため、自社が求める人材を効率的に採用できます。
しかし、「無料で掲載できるサイトはある？」「どんな媒体があるの？」といった疑問も多くみられます。
今回は、おすすめの求人掲載サイト18選を徹底比較！
サイト選びのポイントや、求人広告で採用成功するコツなども紹介します。
【無料】求人掲載サイト・アプリのおすすめサービス
ママの求人
ママの求人は、産休・育休後、高いスキルを活かしきれていないママに特化した求人サイトです。
スタートアップやベンチャー企業に必要不可欠な即戦力人材を低コストで効率よく採用できるのが最大の特徴です。
ママの求人に掲載した求人は、連携する他メディアにも広告として掲載可能なため、より多くの求職者に求人広告を提供できる効果が期待できます。
ハローワークインターネットサービス
ハローワーク（職業安定所）は、厚生労働省が全国に設置している求人紹介専門の行政機関です。
雇用保険・労働保険の適用事業所であれば、どの事業所でも利用できます。
初回利用時に限り、ハローワーク窓口での登録手続きが必要ですが、それ以降はネット上で求人票の作成や応募者管理が可能です。
＜メリット＞
- 完全無料で利用できる
- 応募が来なかった場合も掲載期間を延長できる
- 国が運営しているのでトラブル等の不安なく利用できる
- ハローワーク経由の採用で国から企業へ助成金が支給される制度もある
LINEキャリア
LINEキャリアは、コミュニケーションアプリ「LINE」を使って求人掲載できるサービスです。
ユーザーが検索した求人情報をもとに、条件に適した求人が自動紹介される仕組みなので、募集広告が求職者の目に留まりやすいという特徴があります。
また、無料でスカウトメールも送信できるため、自社が求める人材へピンポイントでアプローチが可能です。
＜メリット＞
- LINEで手軽に利用できるため、求職者からの注目度が高い
- 条件にマッチする求人情報が自動紹介されるから高い露出度が期待できる
ジモティー
ジモティーは、地域密着型の情報掲示板サービスですが、求人情報を掲載することも可能です。
求人掲載は基本的には無料ですが、露出を高める有料オプションもあります。
地域のコミュニティを重視するユーザーが多く、地域密着型の採用戦略を考える企業におススメです。
＜メリット＞
- 有料オプションも他サイトより手ごろな価格設定
- 地域密着型の採用に特化
げんきワーク
げんきワークは、公的機関や中小企業、個人事業主まで幅広い雇用主に利用されている求人サイトです。
正社員、アルバイト、インターンシップなど、様々な雇用形態の募集に活用できます。
また、求人掲載だけでなく企業からのスカウト機能もあるため、ターゲットに直接アプローチすることも可能です。
＜メリット＞
- 申し込み等の手続きが不要
- 最短5～10分で求人掲載をスタートできる
- 求人関連のコラムも充実しており、検索エンジンからの流入も期待できる
求人Free
求人freeは求人掲載から採用まで、完全無料で利用できる求人サイトです。
勤務地・雇用形態・募集職種・募集条件が一覧で見やすく、求人情報もSNSのように表示されるため、求職者が仕事を探しやすい仕様となっています。
求職者の条件に合った求人情報ををメールで配信する「マッチングサービス」の展開など、ターゲット層へ効率的にアプローチできる機能も充実しています。
＜メリット＞
- 募集職種や条件ごとの求人数が明示されており、求人掲載時点での他社募集動向を把握できる
- 企業の特徴を「登録カテゴリー」として詳しく訴求できる
【有料】求人掲載サイト・アプリのおすすめサービス
マイナビ転職
マイナビ転職は、500万人以上の登録者を保有し、ユーザー満足度No.1にも選ばれている転職サイトです。
朝日新聞求人欄への掲載オプションも提供されており、オンライン・オフライン両面での採用活動を展開できます。
一般的な正社員、派遣、アルバイトはもちろん、専門職に特化したサイトも運営しているため、特定のターゲット層に対してピンポイントでアプローチが可能です。
＜メリット＞
- 専門職に特化したサイトも運営
- 若い世代向けのコンテンツが充実
- 求人広告は専門の制作スタッフへ依頼できる
- 全国版サイトとは別に、都道府県別・エリア別のサイトが用意されている
リクナビNEXT
リクナビNEXTは、株式会社リクルートが運営する国内最大級の転職サイトです。
学生向けサイト、社会人向けサイト、派遣紹介サイト、薬剤師転職サイトなど、分野別に幅広いサービスを展開しています。
日本最大の登録者を誇るため、新卒や第二新卒、転職人材の募集に注力したい場合に高い効果が期待できます。
＜メリット＞
- 求人ページを専門スタッフが制作してくれる
- 予算に合わせて最適なプランを提案してもらえる
- 特定のエリアに限定して募集できる「勤務地エリア限定プラン」がある
エン転職
エン転職は、正社員の転職に特化した求人サイトで、ユーザー満足度の高さに定評があります。
転職者の「入社後の活躍」を重視しており、専属の取材記者が企業独自の魅力を広告にしてくれるため、モチベーションの高い人材を採用できます。
選択したプランにかかわらず、新着情報が検索結果の1ページ目に表示されるため、短期間で採用活動を展開したい場合におすすめです。
＜メリット＞
- 他社サイトと比べて大手企業の求人が少ないため、中小企業でも情報が埋もれにくい
- 派遣やパート・アルバイトに特化したサイトも運営
- 取材をもとにプロが原稿を作成してくれる
Type
Typeは、東京・横浜・大阪など大都市圏での求人募集を強みとするキャリア転職サイトです。
20～30代前半のユーザーが多く、若手人材の中途採用をしたい場合に適しています。
企業の採用条件と登録会員の情報・サイト利用状況をAIでマッチングし、精度が高い採用情報をダイレクトに届けるシステムを採用しています。
＜メリット＞
- 転職ノウハウのコンテンツが充実
- ユーザーがスキルや経験・資格から求人情報を検索できる
- 細かく条件を絞り込めるからミスマッチが防止しやすい
- エンジニアや専門職の登録者が半数以上で、技術系の職種の採用に強い
- 面接調整をはじめとする採用業務代行サービスを利用できる
doda（デューダ）
dodaは、中途採用を強みとする求人サイトです。
採用支援のプロが、企業が求める中途採用に最適な求人募集プランを提案してくれます。
また、転職サイトの利用だけでなく転職フェアやダイレクト・ソーシング（スカウト）など、様々な手法で採用のサポートを受けられます。
＜メリット＞
- 求人のプロから選考や面接のアドバイスを受けられる
- 業界きっての老舗サイト
FINDJOB!
FINDJOB!は、IT・Web業界向けの転職・求人情報サイトです。
デザイナーやディレクター、エンジニア、マーケティングやライターなど、幅広い募集に活用できます。
＜メリット＞
- 対応職種が幅広く、必要な人材をまとめて採用できる
- 選考終了後に応募者からフィードバックを受け取れる
- 面接で会ってみたいメンバーを求職者から指定できる
Green
Greenは、「転職をカジュアルに」というコンセプトを掲げた転職サイトです。
IT・Web系人材の経験者採用に特化しており、15,000社以上の求人情報を掲載しています。
掲載開始時の初期費用が必要ですが、登録完了後は掲載求人数・掲載期間とも無期限で求人情報を掲載できます。
＜メリット＞
- 成功報酬型なので、費用掛け捨てのリスクがない
- 企業のPR記事を、プロのライター・カメラマンに任せられる
- 求める人材をスキル等で検索し、直後スカウトできる
- 個別スカウトメールを月200通まで送信でき、ダイレクトリクルーティングに注力できる
求人検索エンジンのおすすめサービス
Indeed（インディード）
Indeedは、リクルートが運営する無料の求人検索エンジンです。
日本国内だけでも月間2,000万件以上のアクセスがあり、圧倒的な認知度と利用者数を誇ります。
職種や企業名による給与検索機能や、掲載歴のある企業の口コミなど付帯コンテンツも充実しています。
＜メリット＞
- 正社員からアルバイト・パート、業務委託まで幅広い雇用形態に対応
- 利用者数が多く、ターゲットの目に留まる可能性も高い
- 無料の企業情報ページでは、企業の雰囲気やビジョンなどを画像付きで公開可能
- 応募者管理画面を標準で利用できる
スタンバイ
スタンバイは、ソフトバンクグループのZホールディングス株式会社とビズリーチのビジョナル株式会社の合併会社が手がける日本最大級の求人検索エンジンです。
900万件以上の求人情報を取り扱っており、幅広い層の求職者にアプローチできます。
無料で求人情報・掲載・公開できますが、クリック課金型の有料プランもあります。
＜メリット＞
- 企業の条件に合う人材を検索し、無料でスカウト送信が可能
- Yahoo!しごとカタログに連動しており、1回の求人広告掲載で幅広いYahoo!利用者層へアプローチできる
Googleしごと検索
Googleしごと検索は、Google検索エンジンの機能の1つで、検索キーワードに応じて検索結果上部に求人情報を表示するものです。
求人広告がオーガニック検索よりも上に表示されるため、SEO対策などをしなくても、掲載情報がユーザーの目に留まりやすくなります。
＜メリット＞
- 契約手続きや料金が発生しない
- 掲載順位を高める有料オプションの提供がないため、公平性がある
- Google検索は国内の検索エンジンで高いシェアを誇るため、高い露出度が期待できる
求人ボックス
求人ボックスは、価格.comや食べログなどで有名なカカクコムが運営している求人検索エンジンです。
月間訪問者数800万人以上で、1000万件以上の求人情報が掲載されています。
募集内容や条件を細かく設定できるため、求職者と企業のマッチ度が高くなりやすい点もメリットです。
＜メリット＞
- インディードなどの他社サイトと比べて利用者が少ない分、掲載情報が競合企業に埋もれにくい
- 求人票作成機能に自由項目が用意されているため、情報掲載の自由度が高い
- 応募があった際のメール通知機能があり、迅速に対応できる
求人広告とは？
求人広告とは、「人材を募集する企業」と「就職先を探す求職者」をつなぐ媒体のことです。
求人情報の媒体には、折込チラシやフリーペーパーといった紙媒体からWebサイトでの求人広告ハローワーク、人材紹介サービスなど、様々な種類があります。
求人広告媒体の種類
Web求人サイト
Web求人広告は、企業がWebメディアに求人情報を掲載し、求職者がそのメディアを通して求人を応募する仕組みです。
新卒採用、中途採用、アルバイト・パート採用、フリーランス採用など、様々なキャリアを対象とした媒体があり、強みとしている職種や業種、登録者の属性などがサイトごとに異なります。
なお、Web求人サイトは、大きく「求人情報サイト」「求人検索エンジン」の2種類に分けられます。
求人情報サイト
求人サイトとは、人材を採用したい企業が求人の募集情報を掲載できるサイトです。
基本的に、企業側が運営元に掲載料を支払うことで求人情報を掲載できる仕組みですが、中には無料掲載が可能なサイトもあります。
求人検索エンジン
求人検索エンジンとは、ネット上に載っている求人情報が集約されているプラットフォームです。
求人検索エンジンを活用することで、求職者は異なる求人サイトに掲載されている募集情報を1か所でまとめて検索できます。
紙媒体
求人広告には、地元の求人情報誌やタウンワーク等のフリーペーパー、折込チラシ、新聞の求人広告枠などの紙媒体もあります。
昨今、求人広告の媒体としてはWeb求人サイトが主流ですが、狙うターゲット層や募集エリアによっては紙媒体でも高い広告効果が期待できます。
たとえば、Web検索に不慣れな年齢層をターゲットとしている場合や、募集するエリアが限定的な場合は、折込チラシを活用することで効果的にアプローチできるでしょう。
ダイレクトリクルーティング
ダイレクトリクルーティングとは、オファーメール（スカウトメール）によって企業が求職者に直接アプローチでする手法です。
「求職者からの応募」や「エージェントからの紹介」といった「待つ姿勢」ではなく、企業側が求職者に対して主体的にアプローチする「攻めの姿勢」で採用活動を行えます。
求職者に対する求人数が増えたことで、応募待ちだけでは候補者を集めにくくなった背景から、オファー型の求人が主流になりつつあります。
ハローワーク
ハローワークとは、厚生労働省が全国500カ所以上に設置する公共職業安定所や、他の付属施設で集めた求人情報をもとに、求職者へ求人紹介を行うサービスです。
なお、窓口での求人紹介以外に、パソコンやスマホからハローワークが掲載している求人を閲覧できるサービス「ハローワークインターネットサービス」もあります。
エージェント（人材紹介）
エージェントは、人材紹介会社に採用したい人材像を伝え、人材紹介会社が持つ登録者の中から条件に近い人材を紹介してもらう手法です。
採用ターゲットに近しい人材を紹介してくれるため応募者の質が高く、採用活動がスムーズに行えます。
人材派遣・紹介予定派遣
人材派遣とは、派遣会社が雇用している人材を自社の従業員として登用する形態です。
正社員や契約社員、アルバイトと違って、企業と労働者が直接雇用契約が結ばれている訳では無いため、人材の給与や社会保険などの福利厚生は派遣会社が負担します。
転職イベント・合同説明会
転職イベント・合同説明会は、イベント会場などで行われる企業説明会にブースを出展し、求職者にアプローチする手法です。
新卒採用の場合は、企業説明会のような形式を取ることが多い一方、中途採用の転職イベントでは、一対一の面談形式がメインとなります。
1日でまとまった数の採用ターゲットにアプローチできるため、「多くの人に直接会って判断したい」「他の手法で募集してもなかなか応募が集まらない」という企業様にはオススメです。
無料求人広告と有料求人広告の違い
無料求人広告の特徴
コストの削減になる
無料求人広告は、求人情報の掲載・応募者の募集過程で費用が発生しないため、採用コストを最小限に抑えることが可能です。
浮いたコストを「応募者への交通費支給」「内定者懇親会の開催」などに回せるため、応募者の満足度アップにも繋がるでしょう。
自社での制作・運用が必要
無料求人広告は、料金がかからない反面、有料の媒体と比べて基本的にサイト側によるサポートは手厚くありません。
そのため、基本的に掲載する広告の原稿や写真・画像などを自社で制作・運用する必要があるため、採用担当者の負担が大きくなりやすい点には注意が必要です。
採用の効率性に欠ける場合がある
無料求人広告は、入力できる文字数に上限があったり、写真や動画を掲載できなかったりと、多くの場合サイト利用に何かしらの制限が設けられています。
また、求職者の画面における求人表示の優先度も低くなりやすく、有料求人広告と比べて併催情報の露出度は低くなりがちです。
人件費だけがかさみ、応募者が集まらないというケースに陥らないよう、戦略的にサイトを活用する必要があります。
有料求人広告の特徴
有料の求人広告サイトは、毎月の掲載料や、閲覧・応募・採用に応じた成果報酬が発生する分、求人作成・運用の専門知識を持ったプロが広告掲載をサポートしてくれます。
具体的には、原稿作成や写真撮影、広告運用などの支援が受けられるため、採用ノウハウのない企業でも安心です。
また、サイトによっては、登録者に対して、ダイレクトメール送信やスカウトをしてくれるため、無料求人サイトよりも効率的に採用活動を進められるでしょう。
求人広告の料金
求人広告の料金モデル
完全無料型
完全無料型は、登録から求人情報の掲載、採用成功に至るまで、すべて無料で利用できる形態です。
求人広告掲載に費用をかけたくない企業や、応募が集まりやすい人気企業は、完全無料型の求人広告を利用するとよいでしょう。
ただし、無料な分競合の企業も多いため、他社の情報に埋もれやすいというデメリットもあります。
一部無料型
一部無料型は、完全無料ではないものの、一部の機能・サービスを無料で利用できるタイプです。
掲載料自体は無料で、求人広告の上位表示に課金が必要なものや、採用が決まった段階で費用が発生するものなど、媒体によって料金の発生するポイントは異なります。
初期費用を抑えながらも、求職者の目にとまりやすい求人掲載ができるため、完全無料型と比べて効果的にアプローチできるでしょう。
先行投資型
先行投資型は、あらかじめ費用を払って求人情報を掲載する料金形態です。
掲載順位や文章量、写真の数、オファーメールの数ごとに料金が変動し、自社の予算や採用目標に合わせてプランを選ぶのが一般的です。
成果報酬型
成果報酬型は、求人情報の掲載に費用がかからず、「求人の閲覧」「応募」「採用」など、成果が発生したタイミングで料金が発生する料金形態です。
成果が出るまでは料金が発生しないため、ローリスクで利用できる点がメリットです。
ただし、報酬が発生した場合は、他の料金形態と比べて費用が高くなりやすいため、採用目標人数が多い場合は計画的な運用が求められます。
求人広告の費用相場
求人広告の費用は、媒体やプラン、雇用形態などによっても異なります。
具体的な相場は、パート・アルバイトであれば1～10万円程度、中途採用であれば10～50万円程度、新卒採用であれば80～150万円程度です。
また、 転職エージェントの場合は、入社した人材の年収の約30％程度を報酬として支払うのが一般的です。
ネットに求人広告を掲載するメリット
無料求人広告のメリット
無料で求人を掲載するメリットは、「広告費がかからない」点です。
有料求人サイトの場合、募集期間が長くなるほどコストも多くかかってしまいます。
その点、無料掲載できるサイトは、採用に予算をかけられない企業でも気軽に募集をかけることが可能です。
有料求人広告のメリット
有料の求人広告サイトでは、求人に関する専門知識を持ったプロのサポートを受けられます。
具体的には、原稿作成や写真撮影、広告運用、求人検索エンジンへの掲載など、様々な支援を受けることが可能です。
広告掲載の効果を高めたい場合や、短期間で採用を行いたい場合は、有料掲載を選ぶとよいでしょう。
ネットに求人広告を掲載するデメリット
無料求人広告のデメリット
採用までに時間がかかりやすい
無料の求人広告は、有料の広告と比べて求職者の目に留まりにくく、応募が募りにくい傾向にあるため、採用までに長時間を要する可能性があります。
そのため、急ぎで人材を確保したい場合は、有料の求人広告を利用するのがベターです。
掲載内容を自社で作成する必要がある
無料掲載の場合、基本的に掲載内容の作成の代行やアドバイス、自動掲載などを利用できないため、求人広告の原稿や写真などを自社で用意する必要があります。
また、プロのサポートを受けられない分、求人ノウハウがない会社では思うような成果が得られない可能性もあると理解しておきましょう。
掲載料を節約しても、コンテンツ作成で採用担当の人件費がかさむケースもあるため、自社に十分なリソースがない場合は有料サービスをオススメします。
機能に制限がある
無料掲載では、PR文に文字数制限があったり、画像や写真の挿入ができなかったりと、利用できる機能が限られています。
機能に制限によって自社の魅力を最大限アピールできないと、優秀な求職者の目に留まっても応募に至らないといった機会損失に繋がってしまうため注意が必要です。
掲載効果を最大化したい場合は、充実した機能を利用できる有料掲載サイトを活用しましょう。
有料求人広告のデメリット
有料求人広告は、掲載料や成果に応じた報酬など、コストが発生する点がデメリットです。
「先行投資型にしたものの応募が少ない」「長期間掲載料を払ったのに1人も採用できなかった」といったケースも想定されるため、計画的な利用が求められます。
求人媒体を選定する前に確認すべき事項
採用基準を明確にする
採用情報を掲載する際には、あらかじめ採用ターゲットの基準を明確しておくことが重要です。
たとえば、未経験をターゲットにしたポテンシャル採用か、即戦力となる経験者採用のどちらかによって、選ぶべき手法や媒体は異なってきます。
自社の求める人物像を明確にしたうえで、最適な手法を見極めるようにしましょう。
予算を決める
求人広告の掲載にかかる費用は、利用する媒体によって異なります。
採用コストをなるべく抑えたい場合は、求人広告やハローワーク、求人検索エンジンを活用するのがおすすめです。
反対に、求人に多くのコストを割ける場合は、優秀な人材を確保しやすい人材紹介を利用するとよいでしょう。
採用にかけられるマンパワーを把握する
採用担当者の人数や時期によって採用にかけられるマンパワーは異なるため、自社のリソースに合った媒体を選ぶことが重要です。
たとえば、人材が不足している場合は採用代行サービスや人材紹介を利用し、採用基準に合った人材を紹介してもらうことで、採用活動が効率的に行えます。
また、求人媒体によっても必要な工数が異なるため、採用に割ける人員や時間といったリソースも考慮した上で掲載方法や掲載先を選びましょう。
採用の緊急度を把握する
求人掲載をする際は、「いつまでに採用する必要があるのか」という緊急度も考慮したうえで媒体を選ぶことが重要です。
掲載から採用までにかかる時間は媒体によって異なります。
そのため、希望する採用時期と、応募から採用までのリードタイムや、掲載効果が出始めるまでの期間がマッチした手法を選びましょう。
求人広告を選ぶ際のポイント
ターゲットが多く登録している媒体を選ぶ
どんなに登録者数が多い媒体でも、自社がターゲットとする人材にを集められなければ意味がありません。
媒体ごとに、特化している職種や属性（年齢層、性別、居住地など）、雇用形態などが異なるため、自社の採用計画に合った媒体を選ぶことで高い掲載効果が期待できます。
求人広告を掲載する際は、あらかじめ自社の求める人物像を明確にし、条件に近い登録者を多く保有する媒体を選びましょう。
他社情報に埋もれにくい媒体を選ぶ
求人広告の効果を高めるには、より多くの求職者に掲載情報を見てもらうことが重要です。
自社の掲載情報が他社の広告に埋もれてしまっては、求職者からの応募をなかなか獲得できません。
そのため、上位表示やダイレクトスカウトなど、露出を高めるオプション機能が充実したサービスを選ぶのがおすすめです。
企業の魅力がアピールしやすい媒体を選ぶ
求人広告が採用ターゲットの目に留まったとしても、自社の魅力を十分に伝えられなければ応募を獲得することはできません。
PR欄の充実度や運営側のサポート体制などを吟味し、求職者の入社意識を刺激できるか検討したうえでサービスを選びましょう。
採用計画・スケジュールに適した手法を選ぶ
求人媒体を選ぶ際は、「いつまでに何名採用したいか」明確にしたうえで、自社の採用スケジュールに合ったものを選びましょう。
媒体によって、掲載から採用までにかかる期間や、登録者の転職意欲の度合いなどが異なります。
特に、短期間で人材を確保したい場合は、掲載直後から効果が出やすい媒体や、転職意欲の高いユーザーが多いサイトを選ぶのがおすすめです。
求人広告で採用成功するコツ
ターゲットを明確にする
効率的な採用を行うには、あらかじめ「どんな人材を採用したいか」というターゲット像を把握しておくことが重要です。
求める人物像が曖昧だと、適切な媒体が選べなかったり、求人広告の内容がありきたりになったりするため、求人広告の効果が得にくくなってしまいます。
求める人物像を細かく想定することで、伝えるべき情報やアピールポイントが明確化するため、ターゲットの心に刺さる求人広告が作成しやすくなります。
企業の魅力が伝わる求人広告を書く
自社の魅力を十分に伝えきれていないと、求人広告を出してもなかなか応募を獲得できません。
「どんな人が働いているのか？」「どんな創業ストーリーがあるのか？」など、入社後のイメージが膨らむコンテンツや、会社の理念が伝わるように工夫しましょう。
企業の魅力をアピールする5つの要素
- 仕事内容：どんな仕事をするのか、やりがいに感じるポイント
- 事業内容 ：ビジネスモデル、社会への貢献
- 社員 ：活躍している社員の特徴、会社のポリシー
- 文化 ：企業で大切にしている考え方、独自の企業文化
- 制度 ：どんな制度があるのか、制度の活用例
入社日から逆算して掲載期間を決める
掲載期間が長くなるほど、求人広告にかかるコストは大きくなります。
また、申し込み後すぐに利用できる媒体もあれば、掲載開始まで1ヶ月以上かかる媒体もあるため、短期間で人材を確保したい場合は注意が必要です。
無駄なコストを削減し、希望時期までに人材を採用するためにも、入社日から逆算してスケジュールを組み、適切なタイミングで掲載の申し込みをしましょう。
求人情報サイトと求人検索エンジンの併用
求人広告の掲載効果を高めるには、求人情報サイトと求人検索エンジンの併用がおすすめです。
求人情報サイトでは、自社を効果的にアピールできる一方、求人検索エンジンはより多くの求職者に見てもらいやすいという特徴があります。
強みの異なる2つのサービスを併用することで露出度を最大化できるため、効率的に応募を募れるでしょう。
現在抱えている採用課題を解決できるか確認する
求人媒体を選ぶ際は、自社の採用課題が解決できるかどうかも考慮しましょう。
たとえば、ターゲット層からの応募が少ない場合は、企業が選んだ求職者に直接オファーメールを送れるサービスが適しています。
また、面接のドタキャンが多く、なかなか候補者と会えない場合は、1日でまとまった求職者と接点が取れる転職イベントがおすすめです。
求人広告の作成方法と流れ
- 自社の求める人材像を明確にする（経歴やスキル、資格など）
- 「いつまでに・何人」採用したいのか決める
- 求人広告の予算や掲載開始の時期、掲載期間を決める
- 予算や採用ターゲット、採用時期に合わせて候補となる求人媒体を比較検討する
- 求人広告を掲載する媒体を選定する
自社の採用ターゲットを明確にしたうえで、その人材を採用するために最適なサイトを探しましょう。
候補となる媒体をいくつか絞ったうえで、料金や登録者の層、サイトの強みなどを比較するのがおすすめです。
求人広告の利用がオススメの企業
「採用人数が多い」「幅広い人材にアプローチしたい」という企業は、求人広告の利用がオススメです。
求人広告は、基本的に採用人数にかかわらず掲載料金が一定なので、求人広告経由での採用人数が多ければ多いほど、1人あたりの採用コストは低くなります。
また、あらゆるタイプの人材に対して一気にアプローチできるため、業界・職種の経験を問わず、幅広い人材にリーチしたい場合にも適しています。
求人掲載に関するよくある質問
ジモティーに求人掲載する方法は？
1.会員登録
ジモティーは、トップページから新規会員登録が可能です。
登録方法は、「dアカウントでの登録」「Facebookで会員登録」「メールアドレスで登録」の3つから選べます。
「メールアドレスで登録」する場合、「ニックネーム」「メールアドレス」「パスワード」を入力し、本人情報入力画面へ進みましょう。
2.本人情報入力
会員登録が完了すると、登録したメールアドレス宛に認証案内メールが届きます。
メール内に記載されているURLから認証ページを開き、【さっそく使ってみる】をクリックすると、ジモティーのサイトトップページに遷移します。
認証が完了したら、本人情報の入力画面で「生年月日」と「性別」を設定しましょう。
3.マイページ-投稿管理
本人情報入力が完了すると、管理画面から新規求人の掲載や停止、応募者とのやり取りなどが利用できるようになります。
求人掲載する際は、「投稿掲載へ（無料）」をクリックし、投稿画面から求人情報を入力していきます。
正社員またはアルバイトの「カテゴリー」を選択し、「地域」を設定したうえで、以下の項目を入力すれば掲載登録が完了します。
＜入力項目＞
- 内容
- 会社名
- 給与
- 勤務地
- 画像
- 電話番号
Indeed（インディード）に求人情報を無料掲載するデメリットは？
インディードに無料掲載するデメリットは以下の3点です。
- 求人が埋もれやすい
- 掲載するまでに手間がかかる
- 利用できる機能に制限がある
インディードは、有料掲載の方が高い求人効果を得られるため、長期的な求人を検討している場合は有料プランを利用しましょう。
企業が求人サイトで掲載終了する理由は？
求人情報の掲載終了があった場合は、以下のような理由が考えられます。
- 採用内定者が決定した
- 採用候補者を絞り込み、新たに募集する必要がなくなった
- 予定していた応募人数に達したため、応募受け付けを一旦中止にした
アルバイトの求人募集を無料掲載できるサービスは？
無料でアルバイトの求人広告を掲載したい場合は、以下のサービスがおすすめです。
- ハローワークインターネットサービス
- LINEキャリア
- ジモティー
- げんきワーク
- 求人Free
- 採用係長
Indeed（インディード）に求人を載せる方法は？
1.アカウント作成
Indeed（インディード）の求人掲載画面にアクセスし、サイト上部に表示される「求人を掲載」をクリックして、アカウント作成画面に進みましょう。
アカウントの登録方法は、「メール」「Googleアカウント連携」「Facebookアカウント連携」の3通りです。
なお、採用担当が複数存在する場合などは、管理画面上から複数のメールアドレスを追加できます。
2.企業情報を登録
アカウントを作成したら、自社の企業情報を登録します。
会社名(正式な名称)、従業員数、登録者の氏名、電話番号を記入し、「続ける」をクリックします。
なお、登録した情報が求職者に公開されることはありません。
3.求人票の基本情報を登録
企業情報を登録したら、掲載する求人票の基本情報を登録します。
登録する項目は以下の4点です。
- 職種名
- 職種カテゴリー
- 会社名
- 勤務地
4.求人の職務詳細を登録
求人票の基本情報を登録したら、職務詳細を登録しましょう。
登録する項目は以下の通りです。
- 雇用形態
- 給与
- 仕事内容・アピールポイント
- 求める人材
- 勤務時間、曜日
- 交通アクセス
- 待遇、福利厚生、その他
- 写真
- タグ選択
- 採用期限
5.求人の応募受付方法を登録
職務詳細の設定が完了したら、応募方法を登録します。
登録する項目は以下の通りです。
- 応募の受領方法
- 電話での問い合わせ、応募
- 応募方法
6.応募者への質問を設定
応募方法の登録後は、応募資格についての質問を設定することが可能です。
勤務経験や学歴、資格・免許の有無などを質問することができ、その基準が「望ましい」か「必須」かも設定できます。
7.求人票の確認、予算の設定
応募者への質問を設定すると、STEP3～4で記入した求人票のプレビューを確認できます。
確認後、求人票に問題がなければ「確認」をクリックし、「スポンサー求人」の設定を行いましょう。
無料で求人掲載する場合は、「有料オプションを利用せずに求人を掲載」をクリックします。
8.登録者情報入力
最後に、求人票を審査するための登録者情報を入力します。
会社名、ウェブサイトのURL、メールアドレス、登録者の役職を記入し、「続ける」をクリックすれば、求人掲載の手続は完了です。
この後審査が行われ、求人票に問題がなければ、最短1時間、最長72時間でIndeed上に投稿されます。
Indeed（インディード）の掲載期間はいつまで？
インディードには掲載期間がありません。
そのため、理画面でステータスを「停止」に変更しない限り継続的に求人情報を掲載できます。
まとめ
求人広告を掲載することで、様々な属性・スキルの求職者にアプローチできるため、採用活動を効率的に進められます。
求人掲載をする際は、あらかじめ自社の求める人物像を明確にしたうえで、最適な媒体を選びましょう。
在宅ワークや主婦向けの求人に特化した「ママの求人」は、保育士・看護師といった専門職や、事務、パートなどの即戦力人材を効率的に採用したい場合におすすめです。