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3匹の子ブタから読み解く、注文住宅という選択肢。

注文住宅

ある日、幼稚園に通う息子に『三匹の子ブタ』のお話を読んでいたらこう尋ねられました。
「ねぇママ。お家ってなあに? お家ってどうしてあるの?」

皆さんも、お子さんにこんなカワイイ疑問を投げ掛けられたことはないでしょうか。
このお話は、皆さんもご存知の通り、

一番目の子ブタは“わら”で家を建て、
二番目の子ブタは“木の枝”で家を建て、
三番目の子ブタは“レンガ”で家を建てます。
そこへオオカミがやって来て、
一番目と二番目の子ブタの家を吹き飛ばしてしまい、
子ブタ達は食べられそうになってしまいます。

命からがら、三番目の子ブタのレンガの家に逃げ込み、
三匹で力を合わせてオオカミをやっつける・・・というお話。

話の教訓は、「時間と手間を掛けてしっかりした物を造ると安全だ、確実だ」ということ。
そして、真面目にコツコツ、先々の事を考えないと痛い目にあうぞ、ということです。

実際に私たちの住宅事情に対しても同じことが言えますよね。

不動産情報のエリアと金額だけを見て、住宅展示場をさっと見ただけで、
人生で一番大きい買い物をしていませんか。
そんな時こそ、逸る気持ちを抑えて『三匹の子ブタ』を思い出して欲しいです。

目次

予算の範囲内で完全オーダーメイドの家が建てられるということ。

実は、注文住宅は“そこまで高くない”ってご存知でしたか?
住宅メーカーの展示場に行くと、眩いばかりのオプションの数々と
どえらい建築費を提示させられますが、
注文住宅にも「建築家とスタイルのあるシンプルなローコスト住宅」という選択肢もあるんです。

「建築家とスタイルのあるシンプルなローコスト住宅」とは、
建築家がお客様の生き方、暮らし方に合わせて自由に家が建てられるというものです。
もちろん、単純に建売住宅と金額を比較してしまえば割高な部分もあるかもしれませんが、
注文住宅でも最初にお客様の「予算」を聞き、その範囲内で柔軟な提案をしてくれます。

洋服やインテリアのように何度も買い替えが難しい「家」だからこそ、
買ったものの、建てたものの、住みにくい、では本当に困りますよね。

人それぞれ違った暮らし方があり、その生き方に添った形で家が作られている。
10年後、20年後、30年後、その時々の暮らしの変化にも
柔軟に対応する家づくりができるというのも注文住宅のメリットと言えるかと思います。

確かな技術と、オーダーメイドの飽きのこない空間を手に入れられるのですから、
長い目で見たら注文住宅の方がお得という見方があることを忘れないでください。

家を建てるということは、安全を買うということ。家族を守るということ。

今年の4月14日、熊本地震が発生し甚大な被害を受けたことは、
皆さんの記憶に新しいと思います。
この地震、「マグニチュード6.5、震度7」の前震の後、
「マグニチュード7.3、震度7」の本震があり、
同じ場所で2回続けて震度7の地震があるという前例のない地震でした。

私たち建築の専門家が最も衝撃を受けたのは、
長期優良住宅の耐震等級2(2000年の新耐震基準の1.25倍)の住宅でも倒壊・損壊したという報告です。

もちろん、様々な要因が重なった事案ですが、
先日発生した東日本大震災の余震や海外でも大きな地震が次々と発生しています。

何時、我が身に起こりうる大きな地震。
避けようがないからこそ、生命と財産を守れるお家選びを。
皆さんの心のどこかに留めて頂きたいと思います。

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