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デメリットも教えて!子育て主婦が在宅ワークをするメリット・デメリット

最近よく耳にする「在宅ワーク」。大手IT企業の富士通が全社員3万5000人に在宅勤務を認める制度を導入すると発表し、話題にもなりました。
自宅にいながら仕事ができることから、一度は興味を持ったことのある方もいるのでは?

“家事育児の合間でできる範囲でしか働けない”
“ブランクもあり、正社員に採用されるスキルがない”

など、ママたちにとって時間不足やスキル不足が、働きたくても働けない理由の1つになっています。
そんなママたちにオススメなのが在宅ワークのお仕事です。
今回は現代の働き方のひとつである、在宅ワークについてご紹介します。

目次

そもそも在宅ワークとは?

オフィスに行かずに自宅で仕事をする勤務形態のことです。通勤時間などが短縮されることで、時間を有効に使いたい方に人気のある働き方です。

記事を書くライターの仕事や、デザインなどのクリエイティブの仕事をはじめ、アンケートモニターなどのライトなものまで、多様な仕事があります。

在宅ワークでママが働くメリット

なぜ在宅ワークが注目されているのか、メリット部分から見てみましょう。

・自分のスキルレベルにあった仕事から始められる
「PCが苦手…」という方でも始められる簡単な事務作業のお仕事もたくさんあるので、自分のスキルにあわせて仕事を選ぶことができます。いままで事務作業をしたことがないという方も少しずつスキルアップしていくことで、いざ正社員の仕事を探す際にアピールできる経験を積むことができます。

・自分のペースで仕事ができる
勤務時間が決まっている仕事もありますが、成果報酬型の仕事では就業時間に縛られることなく、仕事時間の配分を自分で決めることができるので、家事育児の合間で働くことも可能です。
子どもの急な体調不良や、夏休み・冬休みなどの長期休暇期間中だと外に出て働くことが難しいという方も、在宅ワークなら自分の調整次第で働くことができます。

・勤務地に左右されない働き方ができる
「あの企業で働いてみたかったけれど、勤務地と保育園と自宅の距離を考えると働くことができなかった」という方も、在宅ワークであれば居住地は関係ありません。
北海道に住みながら東京にある企業で働くことができるなど、在宅ワークであれば全国どこに住んでいても働くことができるので、パートナーの転勤に仕事が左右されることも無くなり、転勤族の方にとっても魅力的ですよね。

・人間関係によるストレスが減る
仕事の際にストレスになりがちな人間関係で悩むことはほとんどありません。
基本的にオンラインでのやりとりになるので、関わる距離を保ちやすい面があります。
主婦の多いパートだとママ友ができて情報交換などができる反面、必要以上の付き合いに辟易してしまう…という方もいるかもしれませんが、そういったストレスから解放されるメリットもあります。

在宅ワークで働く際に注意したいデメリット


非常にメリットがたくさんある在宅ワークですが、良い点ばかりではありません。デメリットもしっかり確認しておきましょう。

・自己管理ができることが求められます
自分のペースで仕事ができるのは非常に魅力的ではありますが、その分、勤怠管理も自分で行わなくてはいけません。決めた時間内で働くことも、ダラダラと続けてしまうのも自分次第です。「仕事をするのは子どもが学校へ行っている間に限る」など、今の生活のなかでどの時間を仕事に充てられるのかシミュレーションしてみましょう。それを踏まえて、時間のかかる買い物などはネットスーパーを活用するなど、家事の効率化を図りましょう。

在宅ワークを始めるまえに、仕事ができる環境・タイミングを整えておくことが大事です。
また、オフィスで働いていないからこそ、上司や他スタッフとの報告・連絡・相談を密にするなどの自己管理能力が必要になります。

・目に見える成果を評価する成果報酬の仕事が多い
勤怠管理をされていない分、時給で計算される在宅ワークは少なく、作品を作って納品したり、契約を取ってきたりすることで報酬を得られる成果報酬型の在宅ワークが多いです。
成果報酬型は時間での賃金保証がされていないので、ある意味デメリットですが、結果を出せば報酬額が時間給より大きくなる働き方です。上手にこなせる方にとってはデメリットではなく、メリットになる働き方とも言えます。

ママにオススメしたい在宅ワークのお仕事

上記のメリット・デメリットを踏まえたうえで、オススメの在宅ワークのお仕事をご紹介します!

・コールセンター

コールセンターの在宅ワークはライターやデザイナーなどの仕事と違い、「つくる」仕事ではないので納期が設定されることは基本的にありません。そのため、納期厳守の仕事より比較的気軽に始めやすい在宅ワークなのでスケジュールの自己管理に不安がある方にオススメです。

コールセンターにはカスタマーサポートなどが中心のインバウンド系(受信型)と、電話による営業が中心のアウトバウンド系(発信型)の2つがあります。
インバウンド系の電話を受けるタイプの仕事であれば、1本の電話対応ごとに報酬発生することが多く、「1本の電話対応=1つの成果」となるので、同じ成果報酬型でも他業種に比べて収入が安定しやすいです。
アウトバウンド系の、お客様に電話して受注を取ってくるタイプの仕事であれば、1件の契約で報酬発生といった給与形態のところが多いので報酬額が高額に設定されているところも多くあります。受注の有無に関わらず、荷電した数でも報酬が発生するところもあるので、収入面の安定とプラスアルファの報酬を求めている方にオススメな在宅ワークです。

・データ入力

データ入力のお仕事は幅広いですが、基本的なパソコンの入力ができれば誰にでもできる仕事がほとんどなので、事務作業が未経験の方でもOKという募集が数多くあります。

しかしその分、作業単価自体は安く、かなりの量をこなさなければ収入につながりません。
具体的な仕事内容でいうと、「アナログ(手書き)データのデジタル化」「音声データの書きおこし」「指定フォーマットでのデータ作成」などです。最近では「SNSアカウントの作成」といったお仕事もあるようです。
決められた納期で決められた作業をコツコツしていく必要があるので、計画的に物事を進めたい方にはぴったりの在宅ワークです。

・在宅秘書

基本的なビジネススキルがある方にオススメしたいのが在宅秘書のお仕事です。成果報酬という形ではなく、基本的には期間内で時給もしくは月収で働きます。「すきま時間に働く」というよりは、会社に出社してする仕事を家でできる点がメリットです。

仕事内容としては、「電話やメールの一次対応」「スケジュール管理」「交通や宿泊の手配」「請求書の管理」など多岐にわたります。
急に対応できなくなった場合に先方に迷惑をかけるのが不安…という方もいるかと思いますが、チーム体制の場合もありますのでそのあたりは都度確認しておきましょう。
秘書の資格が無くても問題ないので、未経験の方にとってはスキルアップのチャンスでもあるのでオススメです。

在宅ワークで理想的なライフワークバランスに近づこう!

いかがでしたか?在宅ワークは子育てをしているママだからこそ選べる働き方のひとつなのではないでしょうか。

最近では『スーパーのパートでさえ希望のシフトが週3日以下だと受からない』なんてこともザラにあるので、近所でアルバイトをするにしてもハードルが高くなっています。そんななか、場所も時間も自分で選べる在宅ワークは魅力的ですよね。

・在宅ワークでも保育園に預けられる?
子どもを保育園に預けて働きたい場合、就労証明書が必要になります。企業との雇用契約があれば貰えるものなので、働く場所自体は関係ありません。つまり在宅ワークだからと言って預けられないということはありません。
しかし、正社員のママでも保育園に落ちてしまう激戦区の自治体などでは、オフィス勤務の人と在宅勤務の人とで同時間働いている場合、オフィス勤務の人の方が優遇される場合もあるかもしれません。このあたりは各自治体に確認しましょう。
また、フリーランスや業務委託という形で在宅ワークをする場合は、個人事業主として自分で就労証明を書けばOKです。

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