「仕事がなかなか覚えられなくて困っている」
「仕事中の上手なメモの取り方を知りたい!」
メモを取っているのに、なかなか仕事を覚えられずに困っている方は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、仕事を覚えられるようになる上手なメモの取り方10選を、基本編と応用編別に徹底解説していきます。
失敗しやすいメモの取り方も紹介しているため、正しいメモの取り方をして、効率よく仕事を覚えたい方に必見の内容です!
メモを取るべき理由とは
仕事を覚えるためにメモを取るのは、仕事において基本といえます。メモを取ることで、物事が整理されて早く覚えられるからです。
また、物事が整理されて早く覚えられるだけでなく、物事が忘れにくくなるメリットもあります。
先輩や上司に一度教えてもらったことを忘れてしまった場合にも、メモを見返すことで、自分で解決することが可能です。
失敗しやすいメモの取り方
すべてをメモしようとする
失敗するメモの取り方の1つ目に、すべてをメモしようとすることが挙げられます。
教えていただいたことをすべてメモするには、限度があり、すべてメモしようとすると、大事な部分が抜けてしまう可能性があります。
後で見返したときにわかるようにするためにも、すべてメモするのではなく、大事な部分をキーワードでメモするようにしましょう。
後から見返しても読めない
失敗するメモの取り方の2つ目に、後から見返しても読めないことが挙げられます。
文章が長々と書いてあったり、字が汚かったりして、後から見返したときに読めなければ、そもそもメモを取っている理由がありません。
後から見返せるメモにするために、自分で読み返せる字で、箇条書きで書くことによって、一目見ただけでわかりやすいメモになります。
どこに書いたか分からない
失敗するメモの取り方の3つ目に、どこに書いたかわからないことが挙げられます。
どこに書いたかわからない場合、見返す際に探すときに時間がかかってしまいます。忙しい職場の場合、時間がかかっていると迷惑をかけてしまうことになりかねません。
どこに書いたかわかりやすくするために、仕事内容別に付箋を貼るなどの工夫をすることがおすすめです。
仕事を覚えるためにメモを取るメリット
状況を整理する力がつく
仕事を覚えるためにメモを取るメリットの1つ目に、状況を整理する力がつくことが挙げられます。
メモを取る場合、話題を自分の中で落とし込みながらメモするため、話題を整理する力がつくといえます。
とくに、情報が過多になりやすい会議などでは、情報を取捨選択しながらメモを取るため、話題の本質を理解する力もつきます。
相手に信頼感を与えられる
仕事を覚えるためにメモを取るメリットの2つ目に、相手に信頼感を与えられることが挙げられます。
メモを取らないと、マイナスの影響を与えてしまう可能性があり、自身の印象を悪くしてしまうことになりかねません。
メモを取ることは、自分のためになることはもちろん、やる気を示す手段の一つでもあり、相手からの信頼を得ることにつながります。
【基本編】上手なメモの取り方6選
メモのタイトルと日付を書く
仕事を覚えるための上手なメモの取り方の1つ目に、メモのタイトルと日付を書くことが挙げられます。
タイトルと日付を書くことで、何の情報が書かれているか、いつ教えてもらった情報か、一目で判断することが可能です。
そのため、メモを見返す際も探しやすくなり、忙しい職場でも、迷惑かけることなく情報を活用できます。
色をわけて書く
仕事を覚えるための上手なメモの取り方の2つ目に、色をわけて書くことが挙げられます。
教えていただいた情報は黒色、大事な部分は赤色、コツやポイントは青色というように、3色以内で使い分けるのがおすすめです。
また、色が多すぎると、逆に見にくくなってしまいます。ボールペンも、1本に3色入っているタイプを使いましょう。
5W1Hを意識する
仕事を覚えるための上手なメモの取り方の3つ目に、5W1Hを意識することが挙げられます。
5W1Hは、When(いつ)、Where(どこで)、Who(だれが)、What(何を)、Why(なぜ)、How(どのように)の英単語の頭文字を取ったものです。
情報をこの要素に沿って構成すると、内容が整理できて、見返してもわかりやすいメモを作ることが可能です。
余白を残す
仕事を覚えるための上手なメモの取り方の4つ目に、余白を残すことが挙げられます。
メモを取りながら余白を残すことで、後から付け足したい内容が出てきた場合も、書き足しやすくなります。
書き足せる余白があることで、同じ情報がバラバラにならず、まとまりのあるメモを作ることができます。
自分の思ったことやコメントも書き込む
仕事を覚えるための上手なメモの取り方の5つ目に、自分の思ったことやコメントも書き込むことが挙げられます。
教えていただいた情報だけメモする場合、ただ情報をメモするだけになってしまい、自分の中での理解が深まりません。
情報を聞いたうえで、自分の思ったことや上手くやるコツを書き込むことで、自分の中で理解が深まり、仕事を覚えやすくなります。
メモは一冊で運用する
仕事を覚えるための上手なメモの取り方の6つ目に、メモは一冊で運用することが挙げられます。
飲食店の仕事の場合、事務作業用のメモ帳、ホール用のメモ帳、キッチン用のメモ帳など、メモ帳が多すぎると持っているのが大変になります。
1つのメモ帳を3分割して、1ページ目から事務作業用、10ページ目からホール用などのようにすることで、かんたんに見返せます。
【応用編】上手なメモの取り方4選
ひらがな、カタカナも使って素早くメモする
仕事を覚えるための応用的なメモの取り方の1つ目に、ひらがな、カタカナも使って素早くメモすることが挙げられます。
文章で長々とメモするスタイルは、時間がかかってしまい、大事な情報をメモそびれてしまう可能性があります。
難しい漢字はひらがなを、名前や固有名詞はカタカナを、というように使い分けることで、よりメモを取るのが楽になります。
メモ帳やノートではなくツールを使う
仕事を覚えるための応用的なメモの取り方の2つ目に、メモ帳やノートではなくツールを使うことが挙げられます。
メモ帳やノートの代わりに、スマホやタブレットのアプリを使うことで、間違えて入力した際も、かんたんに入力し直すことが可能です。
ただ、メモ帳やノートの代わりに、スマホやタブレットを使うことを禁止としている職場もあるため、事前に確認することが大切です。
キーワードとキーワードを矢印で整理する
仕事を覚えるための応用的なメモの取り方の3つ目に、キーワードとキーワードを矢印で整理することが挙げられます。
箇条書きでメモした情報が、別の箇条書きでメモした情報と関係がある場合、矢印でつないで内容を整理します。
点の存在だった情報やキーワードの関係性を、矢印のつなぎ線で表すことで、関係性を一目であらわすことが可能です。
読み返して気づいたことを色ペンで追加メモする
仕事を覚えるための応用的なメモの取り方の4つ目に、読み返して気づいたことを色ペンで追加メモすることが挙げられます。
職場でメモを取るだけでなく、仕事が終わった後に読み返すことで、情報を反復できて、仕事を覚えやすくなります。
さらに、読み返すだけでなく、気づいたことを追加メモすることで、仕事内容の理解を深めることができます。
まとめ:メモを上手に取って仕事を早く覚えよう!
今回は、仕事を覚えられるようになる上手なメモの取り方10選を、基本編と応用編別に徹底解説していきました。
基本のメモの取り方を抑えることで、見返す際もメモの情報を探しやすくなり、仕事も早く覚えられます。
一度教わったことをもう一度聞くことのないよう、上手にメモを取るために、ぜひこの記事を参考にしてください!