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世の働くママに問う「働きやすさ」「働きがい」どっちを大事にしていますか?

世の働くママに問う「働きやすさ」「働きがい」どっちを大事にしていますか?
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ママであるあなたが働くうえで、譲れない条件とは何ですか?

「子どもが優先なので、働きやすければ…」
「多少無理をしてでも、やりがいのある仕事を続けたい!」

10人いれば10通りの答えがあるでしょう。また、それは正社員かそうでないかによっても変わってくると思います。

<正社員であれば…>
・時短勤務や在宅ワークなどの制度が整っていること
・土日祝休みで、年末年始や夏季休暇などの休みがしっかりとれること
・上司が育児との両立について理解があること
・十分な給与・報酬が得られること

<パート・アルバイトであれば…>
・家から通いやすいこと
・シフトの自由度が高いこと
・扶養内での調整ができること

などがあげられるかもしれません。

「仕事を選ぶ条件」や「仕事に求めるもの」、いろいろな観点があると思います。
お子さんの年齢や住んでいる環境、ご主人の協力が得られるかどうか、ご自身の今までのスキルなど、家族環境やご自身のキャリア形成によっても、「仕事を選ぶ条件」や「仕事に求めるもの」の観点は異なりますよね。

私たちが会社を選んだり、これからの働き方を考えたりするときに、認識しておいたほうがいい考え方があります。
それは「働きやすさ」と「働きがい」の2つの軸で考えること。

「働きやすさ」と「働きがい」って何?どう違うの?

「働きやすさ」と「働きがい」、言葉も似ているので、イメージしにくいかもしれませんね。
あなたが【仕事に感じる満足度】に影響する要因を、大きく2つに分類してみましょう。

まず「働きやすさ」は、少しでも欠ければ不満につながる要因です。
一般的に、衛生要因と呼ばれます。
例えば、職の安定、作業環境(オフィス等)、休暇や勤務制度です。給与などの報酬もここに入ります。

対して「働きがい」は、仕事への愛情・意欲を生み出す要因です。
一般的に、動機づけ要因と呼ばれます。
例えば、やりがいのある仕事、他者からの評価(がんばったことが認められる、感謝される等)、自己成長(自分の成長が実感できる等)です。

「働きやすさ」は、もちろん無くてはならないですよね。
でも、「働きやすさ」だけで、あなたは満足できますか?
「働きやすさ」は無いと不満を感じますが、それだけでは、不満のない状態になるだけだと言われます。(マイナスをゼロにするために必要な要因)

「働きがい」があることで、「自ら進んで仕事をしたい」という意欲が生まれます。やる気や愛着を持って仕事ができて初めて満足を感じるのではないでしょうか。(ゼロをプラスにするために必要な要因)

ここで「自分にとって、仕事って何か?」に立ち返りましょう。
もし、“お金のために我慢して仕事をする”のではなく、“仕事をすることで幸せを得たい”なら「働きがい」を高めることが欠かせないのです。
仕事や将来のキャリアを考える際、「働きやすさ」の向上と、「働きがい」の向上、両面でのバランスや、自分はよりどちらを求めるのか、少し立ち止まって考えることは大切です。

「働きがい」は、自分で手に入れるもの。他人から与えられるものではないということ。

もうひとつ重要な視点があります。
それは、「働きやすさ」は企業が社員に与えることができるが、「働きがい」は私たちが求めないと手に入らないという視点です。

例えば、同じ環境で同じ仕事をしていても、
「仕事が楽しくないのは、慣れない仕事をやらせる会社のせいだ」と思って働くよりも、
「初めての仕事だが、新しいことを覚えるチャンスだからやってみよう」と思って働いたほうが、仕事への愛着が持て、引いては自分自身も幸せを感じるイメージが持てますよね。どんなに良い条件で給与が高くても、本人にとって「働きがい」を感じられるかどうかは別のお話しですね。

「働きがい」は、働く私たちの人生を豊かで充実したものにしてくれます。
ちょっと抽象的な考え方ですが、そんな視点があると、毎日の見え方が変わるかもしれませんね。

>>育勉普及協会では、「女性が幸せに働くための思考術」という観点で、【働きがいの新価値】というプログラムを提供しています。
https://www.ikuben.jp/info/detail/88

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