私は日常よく書きます。
人の話をノートにメモする。
やるべきことを手帳に書き込む。
会議の意見をホワイトボードに書き出すなど。
仕事ではPCを使うことが多いですが、資料作成もまずメモ機能を使って、断片的な情報を書き込みながら文書化することを習慣にしています。
頭の中だけで考えることは極力避け、必ず何か手を動かすようにしています。そうすると、書いているうちに考えがまとまる、キーボードを叩くうちにだんだんノッてくる。
あるとき何かで「脳の作業興奮がやる気スイッチの正体である」という事実を知りました。
私たちには日々、やらなくてはならないがやる気が出ないことが多々あります。
家事でも、仕事でも、学校の部活や宿題でも。
《やる気が無くても、手を動かすうちにやる気が湧いてくる。》
作業興奮とは私たちの脳に備わった機能だそうです。
これは発見だと思いました。
私たちは常日頃、やる気を高めて物事にあたろうとする。
だから、やる気が出ない場合に達成できない可能性が高い。
「やろうと思ったのに、できなかった」みなさんもそんな経験ありませんか?
この小さな落胆の積み重ねで、「私には能力がない、根性がない」という自己嫌悪に陥ってしまう。
そしてますますやる気が出なくなるという負のサイクル。
ここを脱却するのは実はそんなに難しくなかったのです。
例えば、読もうと思っているのに読めない本が溜まる件。
これは、まとまった時間ができるのを待たず、5分でも10分でも、とにかく「読みかけてしまう」のが正しい対処。
「今日の21時に10分だけ読む!」と決めて、ドラマを見るかのように、時間通りにとりあえず読み始めるのも良いはず。
例えば、ブログの原稿がなかなか書けない件。(今回の私です)
何を書くか決まってないけど、とりあえず思いつくネタをPCでポチポチ書き出してみる。
書き出す(手を動かす)ことで、脳が乗ってきてだんだんイメージが膨らみ、進んでいく。
書きかけたら、最後まで行こうと、止めないわけです。