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仕事にも慣れてきて、初めて残業を頼まれたあかり。
1時間とはいえ、自分一人だけで事務対応を任されたことに「信頼の証」と、少しばかりの嬉しさも生まれるなか、
急いで家に帰ると、仕事帰りの義父にばったり出くわしてしまう。
義実家で夕飯をごちそうになることなり、相変わらずな義父の持論や二人目に対する義母のプレッシャーに疲労困憊なあかりだった…。
気持ち的にどっと疲れたあかりが、家事が溜まったはずの家に帰ると、全く身に覚えのないピカピカに磨かれたシンクーー。
「未来なわけないし、平太君でもない、私でもない………はず。」
※この物語はフィクションです。