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在宅!ワーキング・ダッド!第9話「僕の職場~漫画の作画環境紹介~」

漫画の作画環境紹介

こんにちは、丸本チンタです。

ネット上で漫画やイラストを公開していると、ときどき「何を使って描いているんですか?」と聞かれることがあります。今回はこの場を借りて僕の作画環境を紹介したいと思います。

・パソコン:iMac 21.5インチ
・ソフト:CLIP STUDIO PAINT EX
・液晶ペンタブレット:ワコム 13.3フルHD液晶 Cintiq 13HD (タッチ機能なし)

基本この3つで描いています。

左にあるTab-Mate Controllerは作業効率を上げるためのコントローラーで、なくても問題ありませんが、ワンボタンで取り消し・やり直し、拡大・縮小、キャンパスの回転・移動などができるので、あるととても便利です。2017年冬に新モデルのCLIP STUDIO TABMATEが発売されるらしく、僕が持っているタイプはすでに一般販売は終了しているようです。

下描きから仕上げまですべてデジタルで完結させています。

僕の若い頃は液晶ペンタブレットって値段が高額すぎて手が出なかったんですけど、僕が使っているやつは現在(2017.10.23)10万円を切っています。すごい時代になったなと思います。

実際の僕の液晶ペンタブレットに映し出されているCLIP STUDIO PAINTの画面はこんな感じです。
好きなウインドウを好きな場所に配置できるので、同じソフトを使っていても人によって作画画面には違いがあるんですよね。知り合いの漫画家さんのをさわらせてもらったことがありますが、いつも感覚的に使っているので配置の違いでとても使いにくかったです。

出版社や主だった企業は東京に集中していますが、デジタルデータだと完成したらすぐに送れるので、僕のように地方に住んだまま活動している人間にとっては本当に便利な時代になったと思います。

紙の原稿には紙の良さがあり、僕なんかは古いタイプの人間なんで、実はどちらかというとできるなら紙の原稿に描きたいです。
ただ、自分の能力や現状と照らし合わせて考えてデジタルで作画するようになりました。
デジタル機器やインターネットの発展がなければ、とっくに今のような活動はやめていたと思います。

最近だとブログやSNSで漫画を公開している人はタブレット端末とお絵描きアプリなんかを使って作画している人も多いみたいですよ。

2016年に集英社の漫画賞を受賞した作品の中に「スマホと指で描いた漫画」があったというニュースを見て驚きました。いろいろと思うところはありますが、一言で言うとやはり、そういう時代ということなんでしょうね・・・。

絵を描きたがる娘

小学一年生の娘が僕のパソコンと液晶ペンタブレットを使って絵を描きたがります。
遊び程度にはさわらせてますけど、CLIP STUDIO PAINTには線の補正機能がありますし、面倒くさいことは全部機械がやってくれるんで、「これを使っていても絵は上手くならないから子供のうちは紙に描きなさい」と僕は言っていたんですが・・・。古いのかな?
そろそろ考え方を改める必要があるのかもしれませんね。

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