<<前回のお話はこちら
張り切って色んな企業に応募するも、時間の融通の利かなさと、周りのサポートのなさで落ち続けるさくら。
何かあった時に、夫や実家が頼れたらどれだけ心強いか・・・
さくらの家の場合、そもそも働きに出ることに乗り気ではなさそうな夫と、遠方に住む両親・・・自分一人でなんとかしないといけない。
何もなければ問題ないけれど、何かあった時にはどうしようもない。
それに、そんな時ほど熱を出すのが子ども・・・。
子どもがいて、周りのサポートがないママが仕事をするって、パートでもなかなか厳しいのでは・・・と気づき始めたさくらでした。
※この物語はフィクションです。
>>3話はこちら
そもそも面接してもらえない問題!
主人公・さくらが頭を抱えるように、「面接ではこうアピールしよう」「自分の強みを伝えよう」と意気込んでも、そもそも面接まで至らないケース。
悲しいですが、あるあるですよね…。
求人情報には【未経験OK】【主婦歓迎】【1日3時間~OK】って書かれてたのに、実際受けてみるとこのありさま。「歓迎されてなくない?」とすら思ってしまいます。
履歴書を書く前にやっておきたいこと
気になった求人にまずは履歴書を送ってみる、という行動力はすごく良いことです!それも一つの手ですが、効率的に、書類選考通過する確率を上げたいなら、前準備をしてからスタートしませんか?
前準備1「働く理由を明確にしよう」
働く理由はみなそれぞれ。あなたが仕事をしたいと思った“本当の理由”は何でしょう?
「子どもの手が離れたから」「保育園に預けている時間内で働きたい」という言葉をよく耳にしますが、それは働く動機(きっかけ)であって、きっと“本当の理由”がもう一歩先にあるはずです。
さくらの場合は、「家計のため」「子どもの学費のため」ですね。
実際、子どもの手が離れても専業主婦であり続ける人も居るように、時間ができたからといって「仕事をする」という選択肢を持たない人だって居るのです。
専業主婦ママの履歴書の書き方
前準備が整ったら、いよいよ履歴書です。
書類選考で、採用担当者の目に留まるためには?
さくらは早くもここでつまづいてしまったようですが、履歴書の書き方にもコツがあります。
専業主婦期間が長ければ長い程、いざ就職活動をしようとなると、「履歴書の書き方がわからない」「ブランク期間はどう書けばいいのだろう」など、書く前からつまずく方も多いかもしれません。この記事では、そんな疑問や不安を解決するポイントをお伝えしています。
●職歴で「ブランク」をどう伝える?
●専業主婦の期間って不利になるの?
正社員などの場合、退職理由は「一身上の都合により」が絶対だと思っているかもしれませんが、例えば出産を機に退職したなら「出産のために退職」としっかり書きましょう。
ブランクが不利、というよりも、そのブランクの理由がしっかり説明できるものなのか?という点がポイントになるからです。
応募者(あなた)が働くことに不安に感じているように、企業の採用担当者も、応募者(あなた)が長く働いてくれそうかどうかを見極めなければならない不安があります。
慌てる心配なし!職務経歴書を味方につけよう
正社員応募だと基本必須ですが、パートだと求められる場合もある「職務経歴書」。
この記事では、主婦向けに職務経歴書の書き方で気を付けたいポイントから、正社員・パート問わず知っておきたい形式の種類、一人ひとりに合ったおすすめの形式までお伝えしています。
●職務経歴書の役割って?
●職務経歴書には何を書けばいい?
●あなたをよりアピールできる形式は3パターン中どれ?