こんにちは。
朝夕の涼しい風に秋の気配を少しずつ感じるようになりました。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

「実りの秋」「収穫の秋」、そして「食欲の秋」と言われるこの季節、美味しい旬の食材がいっぱいでとてもワクワクします。

そんな美味しさ溢れる秋の味覚の中から、今回は、健康にも美容にも良いと言われている「さつまいも」をテーマにお届けします。

さつまいもは、栄養が豊富で、お惣菜からお菓子まで様々なレシピに活用できる優れた万能食材。
子どもからお年寄りまで幅広い層に親しまれているさつまいも・・・甘くてホクホクとした美味しさは、特に女性に大人気です。
美味しいだけではない、さつまいもに含まれた栄養成分の中で、今回は「女性に嬉しい効果・効能」に注目してみたいと思います。

また、旬のさつまいもを楽しくアレンジした簡単スイーツレシピをご紹介します。

「旬の味覚を美味しく楽しむ」を第一に、ご家族の笑顔と健康に繋がりますように。

さつまいもに含まれる優れた美容効果に注目!

さつまいもには、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養成分が豊富に含まれています。様々な健康効果はもちろんのこと、栄養成分が数多く含まれている相乗効果で、より優れた美容効果が期待できます。
ではさっそく見ていきましょう。

さつまいもの5つの嬉しい効果

①便秘解消&デトックス効果

水に溶けない不溶性の「食物繊維」が豊富に含まれています。
腸運動を活発化させ排便を促すことで、体内の有害物質や老廃物を体外に排出してくれるデトックス効果が期待できます。
また、さつまいもを切ったときに出てくる白い液体「ヤラピン」は、さつまいも特有の成分で、胃の粘膜を守り、便を柔らかくする効果があります。食物繊維との相乗効果で便秘解消に役立ちます。

腸内環境を整えて、肌荒れなどのトラブルも予防していきましょう。

②美肌・美白効果

コラーゲンの生成を促してシミやそばかすを防ぎ、お肌にハリやツヤを与える「ビタミンC」は、イモ類の中でもトップクラスの含有量を誇ります。このさつまいもに含まれるビタミンCは、でんぷん効果で、加熱しても壊れにくいのが嬉しいポイントです。

また、若返りのビタミンとして知られている「ビタミンE」の高い抗酸化作用により、お肌の老化を予防する効果が期待されます。

しかしながら、ビタミンEは、細胞の酸化を防ぐために活性酸素と結びつくことですぐにその効力を失ってしまいます。
ここで注目したいのが、ビタミンCとビタミンEの相乗効果です。
ビタミンCは、効力を失ったビタミンEを再生させる働きがあるので、一緒に摂取することによって美容効果がより期待できます。

③アンチエイジング効果

ビタミンCやビタミンEと並んで、高い抗酸化作用のある「ポリフェノール」。
さつまいもの皮部分に多く含まれているのが、ポリフェノールの一種で「アントシアニン」と「クロロゲン酸」という栄養成分です。
強い抗酸化作用で、体の細胞や血管のさび付きを防いでくれるので、アンチエイジング(老化防止)に役立ちます。

④ダイエット・疲労回復効果

ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ナイアシン、パントテン酸、葉酸などの「ビタミンB群」が豊富に含まれています。
このビタミンB群といわれる各栄養素は互いに助け合いながら作用し、新陳代謝を促進させて疲労回復を助けます。
また、エネルギー代謝が高まることで脂肪が分解され、ダイエット効果も期待できます。

⑤むくみ予防効果

「カリウム」が多く含まれているので、体内の余分塩分を排出して高血圧予防に、そして利尿効果によりむくみの改善にも効果的です。

さつまいもの栄養効率を上げるためには?

さて、ここまでさつまいもに含まれる優れた美容効果をいくつかあげてみました。次に、その効果を効率よく摂取するためのポイントをお伝えします。

効率よく摂取する3つのポイント

①皮はむかずに一緒に食べる

さつまいもの優れた栄養素は、特に皮や皮に近い部分に多く含まれています。
綺麗な黄金色を生かしたい場合は皮をむいてしまいますが、栄養効率を上げるためには皮ごと食べることがポイントです。
皮を綺麗に洗って、皮ごと調理することをおすすめします。

②水にさらす時間は短めに

アク抜きや変色を防ぐために水にさらしますが、長時間さらしすぎるとせっかくの栄養素が水に溶け出てしまうので、数分程度(長くても10分以内)にしましょう。
ただし、さつまいものアクは必ず抜かなくてはいけないものではないので、料理によって決めましょう。
綺麗な黄金色を生かして仕上げたい場合、煮物など味の染み込みを良くしたい場合には水にさらしてアク抜きをしてください。

③蒸す・焼く・炒めるなどの調理法で

栄養素をなるべく逃がさないためには「蒸す・焼く・炒める」などの調理法をおすすめします。
煮たり茹でたりする場合には、栄養成分が溶け込んだ煮汁も残さずいただくといいですね!

さつまいもの選び方と保存方法

さつまいもの選び方

スーパーや八百屋さんなどで、自分で選んで買う時の参考にしてみてください。

● 皮の色が鮮やかでツヤがあるもの
● 見た目がふっくらとしていて、持った時にずっしりと重いもの
● 表皮に凹凸や傷、黒い斑点がないもの
● ひげが堅くなっていないもの
● 表皮に変色している部分がないもの
● 両端の切り口や、皮に蜜がにじみ出ているもの(糖度が高いです)

さつまいもの保存方法

● さつまいもは水分が付着すると傷みやすくなるので、水に触れないように気をつけましょう。スーパーで袋入りのものを買った場合には、蒸れないように袋からだし、新聞紙に包んでおきましょう。ただし、すでに水洗いしてあるものは、長期の保存は難しいので、なるべく早めに使いましょう。
● 掘りたての土がついているさつまいもは、さっと土を払い落として、洗わずに1~2日天日干しして乾燥させます。そして一本ずつ新聞紙に包んでダンボールやカゴなどに入れ、風通しの良い涼しいところ(10~15度くらい)で保存しましょう。1~2ヶ月くらい置いておくと、甘みが増してより美味しくなります。

さつまいもの品種

一口にさつまいもと言っても、品種によって味わいも食感も違います。
特に食感に関しては、ホクホク系かしっとり系かで分かれるかと思いますが、みなさんはどちらがお好みでしょうか?

近年スーパーなどでも多く出回っているさつまいもを「ホクホク系」と「しっとり・ねっとり系」に分類して、いくつかご紹介します。

●ホクホク系・・・

紅あずま、鳴門金時、紅こまち、パープルスイートロードなど

●しっとり・ねっとり系・・・

紅はるか、安納芋、シルクスイート、クイックスイートなど

さつまいもは品種数が多いので、食べ比べをして、あなたのお気に入りを見つける楽しさも、魅力の一つですね。

さつまいものヘルシースイーツレシピ

それでは最後に、さつまいもの優れた美容成分と本来の甘みを生かし、「焼き芋(ふかし芋)」を使って簡単に作れる「ヘルシースイーツレシピ」をご紹介したいと思います。

買ってきた焼き芋を使うのが一番簡単ですが…
まずは、そのまま食べても美味しく、アレンジレシピのベースともなる「焼き芋」の作り方をご紹介します。

レシピ1.オーブンで簡単!焼き芋

~材料~

● さつまいも・・・好きな本数
● アルミホイル・・・適宜

~作り方~

① さつまいもをきれいに洗って、水気を切らずに、アルミホイルで全体をきつくしっかりと包みます。

② 160度のオーブン(余熱なし)で80分~90分焼き、そのまま15分くらい放置し、余熱調理します。(余熱を利用することで、甘みをしっかり引き出します)

③ 竹串がすーっと通ったら出来上がりです。

レシピ2. 簡単すぎてびっくり!?焼き芋アイス

~材料~

● 焼き芋・・・好きな本数(※紅はるか、安納芋、シルクスイートなどのねっとり系がおすすめです)
● サランラップ・・・適宜

~作り方~

① 冷めた焼き芋を、縦半分に切り、サランラップで包んで冷凍します。
(スティック状、輪切りに切って冷凍しても食べやすく便利です)

② 半解凍して出来上がり(冷凍庫から出して数分放置すればOK)!
縦半分に切ったさつまいもは、そのままスプーンでどうぞ!スティック状、輪切りにしたさつまいもは、小さなお子さまでも食べやすいのでおやつにもおすすめです。

レシピ3.絞り出しスイートポテト(砂糖不使用)

お砂糖を使わずに、さつまいも本来の甘さを生かして作ります。使用する焼き芋は、ねっとり系の甘さの強い品種がおすすめです。

~材料~

● 焼き芋(ふかし芋でもOK)・・・大1本(約450g)(※紅はるか、安納芋、シルクスイートなどのねっとり系がおすすめです)
● 豆乳(牛乳でもOK)・・・約50cc
● 溶かしバター・・・15g
● 卵黄・・・1個分
● 黒ごま・・・適宜

~作り方~

① 焼き芋、豆乳(半量分)、溶かしバター、卵黄を、フードプロセッサーまたはミキサーに入れて攪拌します。器具を使わない場合は、裏ごしすると滑らかに仕上がります。
(見た目を重視される方は皮をむいて使ってください。)

② 滑らかさを確認し、残りの豆乳を少しずつ加えながら、搾り出ししやすい柔らかさになるように調節してください。(お芋の水分量で滑らかさが変わります)

③ 搾り出し袋に入れて、シリコンカップ(アルミカップ)などに高さが出るように搾り出します。

④ 黒ごまをトッピングします。

⑤ 200度に予熱したオーブンで焼き色が付くまで18〜20分焼きます。

⑥ 盛り付けして出来上がり。

☆豆乳(牛乳)を生クリームにするとより濃厚に仕上がります。

レシピ4.さつまいもプリン(卵・乳製品不使用)

食物繊維豊富なさつまいもと寒天の組み合わせで、便秘解消効果抜群!
卵・乳製品不使用なので、優しい味わいのヘルシースイーツとして楽しめます。

~材料~(4個分)

● 焼き芋(ふかし芋)・・・150g
● 粉寒天・・・4g
● てんさい糖・・・30g
● 豆乳・・・300cc
● 水・・・150cc
● メープルシロップ・・・お好みで
● 黒ゴマ・・・お好みで

~作り方~

① ミキサーに焼き芋(皮付きのまま)・豆乳・てんさい糖を入れて、滑らかになるまで攪拌します。

② お鍋に水と寒天を入れて、火にかけます。沸騰してきたら、吹きこぼれないように注意して、さらに1分くらい沸騰させて寒天をしっかり混ぜ溶かします。

③ ②のお鍋に、①を少しずつ加えながら良く混ぜ合わせます。

④ 容器に流しいれて、冷蔵庫で冷やしたら出来上がり。お好みでメープルシロップや、きな粉、餡子などをトッピングしてお召し上がりください。

まとめ

“食欲の秋”は、本当に美味しい食材がいっぱいですよね。
そんな食欲の秋だからこそ、美味しいだけでなく、健康と美容に繋がる食生活を心がけていきたいものです。
今回は「さつまいも」に注目してお話させていただきましたが、秋の味覚には夏の疲れを回復させ、冬に備えるための栄養成分が豊富なものばかりです。
旬の食材を上手に摂り入れながら、ご家族の笑顔と健康に繋がる食卓となりますように。
実りの秋に感謝して過ごしましょう。

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