マンションの図面

マイホームを検討しはじめた時、まず、「戸建て住宅(一軒家)」にするか、「マンション」にするか、と悩まれませんか?

「戸建て住宅」は、注文住宅なら各自のこだわりを反映できますが、購入コストが高いですよね。
子どもがいれば、家事や育児が少しでも楽になるような間取りにしたい、という願望はありますし、住宅雑誌に載っているような素敵なインテリアを、是非、自分のマイホームで実現したいですよね。「戸建て住宅」なら実現できる可能性は高いです。

一方の「マンション」は、利便性が良い希望の場所にあるけれど、間取りや設備機器などを細かく選ぶことができません。
何パターンかにパッケージされた中から、自分スタイルに合っているモノを選ぶしかありません。

もし、自分たちのスタイルと相性がバッチリ合った「運命の出会い」であったなら良いのですが、ちょっと「違うかな?」と感じる方には今回ご紹介する“リノベ”がオススメです。

「リノベーションって何?」リフォームとの違い

リノベーションとリフォームの違い

私個人としては、「どっちでも同じ」と思っていただいて良いのですが、気になった方にはご説明しましょう。

一般的に「リフォーム」は、壊れたり汚れたりしたモノを、新しくしたり綺麗にしたりすることを言います。例えば、汚くなった壁紙クロスを張り替えるというのは「リフォーム」ですね。

一方の「リノベーション」は、建物の性能や価値を高めることを言います。

価値といってもプライスのことだけではなく「付加価値」という意味もあります。新しい機能を付けたり、希望の生活に合った間取りに変更したり、よりデザインにこだわった空間にする工事を「リノベーション」と言います。
比較的、リフォーム工事よりも大規模な工事になる傾向が多いですね。

「マンション」のリノベーション実例をご紹介!

下記の写真は、私の手掛けたマンション・リノベーション実例です。
築20年以上の分譲マンション(約60㎡)を1フロア、全てリノベーション工事をしました。

このくらいの規模のリノベーションの建築コストは「1200万円程度」というのが相場ですね。高価なキッチンやこだわりの造作収納などを盛り込むと、更に金額は上がります。

マンションリノベーションの実例を紹介
△リノベ後

この写真のマンション・リノベーションのコンセプトは、「和風アンティーク家具が似合う空間」なので渋めの雰囲気になっていますが、リノベーションは、パッケージされていたマンションだってあなたのイメージ通りの空間に変えられるのです!

リノベーション工事前の古いマンション
△リノベ前

もちろん、こちらのマンションのリノベーション工事前は、ごくごく普通の古いマンション・・・という佇まいだったのですよ。

もっと凄い!スケルトン・リフォーム(リノベーション)の現場

いまお住まいのマンションをリノベーションするか、新たに中古マンションを購入してリノベーションをするか、と夢が膨らみますが、そこで気になるのが「マンションの築年数」だと思います。

「築浅」じゃないと・・・というのは何かの思い込みで、築50年のマンションだってリノベーション可能なのです!
そんな時は、「スケルトン・リフォーム」をお勧めします。

「スケルトン・リフォーム」とは、建物を構造体(骨組み)だけにしてしまい、内装や設備、水道や電気の配管までも新しくする工事を言います。
実際の「スケルトン・リフォーム」の現場がこちら。↓

スケルトン・リフォームの現場
△リノベ前

こちらはちょうど築50年の鉄筋コンクリートの建物です。
古い建物の弱点は、設備系の配管などの老朽化。水道を捻ったら茶色い水が出てきたとなったら生活することが困難ですよね。でも、それだけのために建て替えるのも勿体ないので、こういった「スケルトン・リフォーム」が行われることが最近多くなりました。

リノベーション後の築50年の鉄筋コンクリートの建物
△リノベ後

リノベーション前の「古い」状態の物件を見ると「うげげ・・・」と思う事もあるかと思いますが、それだけでマイホームの選択肢から外してしまうのは・・・勿体ないことですよっ!

補足:マンションの築年数について

築年数が経っているということは、先ほどもあったように、ある程度の設備の老朽化や、耐震面での不安もあります。

ひとつの判断基準として新耐震基準法が施行された1981年以前に建てられたか、そうでないかという点があります。
加えて、耐震補強がされているか、地盤の強度は十分か、など確認したほうがよいでしょう。

これまで何度も震度5以上の地震を乗り越えているのであれば、その建物だけではなく地盤の強度も重視して、亀裂の有無で判断することもあります。
また、構造的な問題だけでなく雨漏りなどのチェックも重要です。室内の壁にシミやカビが発生している場合は注意が必要です。

さいごに

マンションの築年数

リノベをすることで不動産的な価値が単純に上がるかといえば、そうとは言い切れない部分もありますが、買い手がつきやすくなるなどのメリットはあると思います。
また、少子高齢化や空き家問題などが深刻になっていることもあり、国が中古住宅市場を活性化させるための政策を打ち出しはじめており、そのことが業界の追い風になっている部分もあります。
ゆくゆくはリノベーション物件で資産価値がアップする!なんてこともあるかもしれません。

今後の住まいをどうするのか、すぐ決めることは難しいですが、マンション・リノベーションも1つの選択肢として検討してみてはいかがでしょう?

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