就活のお悩みQ&A

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お仕事のお悩み

30代の保育士です。自分の子どもには全然構ってあげられず苦しいです。仕事は好きだけど、自分の子どものためには保育士を辞めるべきか悩んでいます。

それが保育士という仕事なので当然ですが、園の子ども達とは一人ひとりと向き合っているつもりです。けど自分の子どもには寂しい思いばかりさせています。保育士になって二人目を出産するまで辞めたいと思うことはありませんでした。仕事は楽しい反面、子どものためには辞めたほうがいいのかと悩んでいます。
パソコンも苦手で事務作業向いてないなと感じるので、性格的に事務職は向いてないです。

正社員|夫・子ども2人(1歳、5歳)

このお悩みは、保育士ママにとってあるあるかもしれませんが、保育士という職業に限らず、自分の子どもを預けて働くワーママの皆さんが抱える悩みでもあると思います。

「保育園に預けてまで働く必要があるのだろうか」
「寂しい思いをさせてまで、私は仕事が大事なのだろうか」
「一番可愛い時期に一緒にいる時間が十分にとれない」

ワーママの皆さん誰しも、一度はそう思ったことがあるのではないでしょうか。
今回、大きくは2つ「保育士を続ける」「保育士を辞める」ですが、それぞれにいくつかの選択肢があります。まずは、ケースごとに自分はどうしたい(何を優先したい)のかを整理してみましょう。

┃優先順位をつけましょう

この悩みには色々な答えのカタチがあって、何が正解ということはないでしょう。
「あなたが何を優先したいか」について、この機会に考えてみましょう。頭の中で考えるだけでなく、紙に書き出してみることをオススメします。見える化することで、整理しやすくなるのでぜひ試してみてくださいね。

┃保育士を続ける

まずは、自分の子どもを預けてでも、「保育士を続けたい」「やっぱり保育士の仕事が好き」「保育士としてのキャリアを捨てたくない」という思いを優先させる場合について考えてみましょう。

1.雇用形態を変える

●パート勤務に変える

子どもがある程度の年齢になるまでパートや非常勤職員として働く。

2.職場を変える

●保育園以外の施設に転職する

持ち帰り作業をせざるを得なかったり行事が多い「保育園」ではなく、病児保育室や病院、企業内託児施設、乳児院など他の施設で保育士として働く。

<ワンポイントメモ>

ニュース等で取り上げられている待機児童問題からもわかるように、保育士不足が深刻化しています。厚生労働省が施策を打ち出すなど、保育士の需要は非常に高く、「保育士=保育園」だけでなく、活躍の場は広がっています。
子連れ出勤を認める企業も増えているので、そういった企業で従業員の子どもを預かる保育士や、子連れで通える歯科医院やクリニックでは常駐の保育士を置くなど、保育士として働ける場所はたくさんあります。

●自分の子どもを預けられる園に転職する

十分な検討が必要ですが、「送り迎えの時間短縮」「子どものケガや緊急事態にすぐに対応ができる」などのメリットがあります。
デメリットとして考えられることは「他の保育士や保護者に気を使う」「預けたい園がない」「行事の時は保護者としてじゃなく保育士として参加しなければならない」など、保育士であるがゆえに悩ましい部分もあるでしょう。
また、どこの園でも自分の子どもを預けられるわけではないため、園探しは時間がかかるかもしれません。

3.生活サイクルを見直す・変える

●家事代行サービスを利用する

子どもとの時間を優先するために「(家事の)時間を、お金で買う」という方法です。
1時間のサービスで夕食作りや洗濯、お掃除などをしてもらえるので、仕事を終えて帰宅してからの時間が有効に使えます。物理的な体力面での負担軽減、時間が生まれることによる精神面での負担軽減と、実にワーママの皆さんにオススメしたいサービスの一つです。

●家電購入で時短を図る

初期費用はかかりますが、お掃除ロボットや食洗器、乾燥までできる洗濯機など、家事を助ける便利な家電をフル活用することで、時間短縮につながります。

●家事分担を明確化する

平日:保育士として1日中“保育”をしてきた妻が“家事”を行い、夫は子どもたちの面倒を見る
週末:土日は妻が子どもとの時間をたっぷりとり、夫が家事をメインで担当する
のように、平日と週末、または内容分担を明確化することで、時間をつくりだします。

┃保育士を辞める

子どもがある程度の年齢になるまで、と仮定してお話しします。
「保育士を辞める」という決断に至った場合、辞めた後の選択肢は一つではありません。

①仕事を辞める(専業主婦になる)
②保育士以外のパートで働く
③保育士以外の職種に転職する

③の場合は、今の悩みが軽くなる、解決する職種・職場に転職しなければ意味がありません。保育士よりハードではなく、持ち帰っての作業や残業がない、時短勤務が可能な職場を選ぶ必要があります。
②は体力面や時間的な縛りが軽くなり、かつ自分の興味のある分野を選ぶといいでしょう。

1.保育士以外の仕事を探す

保育士以外の求人を探すなら、色々な角度から探してみましょう。
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