消費者庁としての使命『消費者が安心して安全で豊かに暮らすことができる社会の実現』

[ 話をする人 ] 消費者庁 総務課 情報システム係 平井 滋さん、柏原 英行さん、酒井 拓人さん

平井さん(1999年経済企画庁入庁、内閣府などを経て、2018年より(サイバーセキュリティ・情報化)企画官)/柏原さん(2013年消費者庁入庁、情報システム係へ配属。前職はIT関係の民間事業者)/酒井さん(2015年消費者庁入庁、総務課他部署での勤務後、2019年より情報システム係へ異動)

日本に住んでいれば、おそらく耳にしたことのある国の機関「消費者庁」。名前は聞いたことあるけど、区役所や市役所のように足を運ぶ機会もないし、一体どんなことをしているんだろう?と、よくわからない人のほうが多いと思います。

今回は、そんな「消費者庁」について、ママの求人編集部が取材してきました。普段目にしているあのマークやアッと驚く発見、親近感がわくお話しなど盛りだくさん!ぜひ最後までお付き合いください♪

消費者庁って、何をしているところ?

―早速ですが、初めに消費者庁って何をしている機関なのか、ざっくりでいいので教えてください。

消費者庁は、消費者行政の「舵取り役」として、消費者が主役となって、安心して安全で豊かに暮らすことができる社会を実現することを使命として、2009年に設置された新しい行政機関です。
私たち総務課は情報システムの整備を含め官房機能や予算、国会とのやりとりなどを行っていますが、総務課以外の課では、政府全体の消費者政策の推進や消費者被害の防止のための政策企画業務、普段私たちが目にする商品やサービスの表示や消費者取引の適正化などの法執行業務を通じて幅広く消費者問題に取り組んでいます。

<消費者庁の組織図>
∟総務課
∟消費者政策課
∟消費者制度課
∟消費者教育・地方協力課
∟消費者調査課
∟消費者安全課
∟取引対策課
∟表示対策課
∟食品表示企画課

意外と身近!?消費者庁のお仕事

―なじみがあるというか一般企業にも共通するのは「総務課」だけですね。
私たち消費者に直接関わるような業務をされているのは、どちらの課ですか?もしわかりやすい例とかあれば助かります!

例えば、最近では「デート商法」による契約を不当な勧誘行為として取り消すことができるようにするための法改正を行っています。また、クーリングオフ制度など「特定商取引法」による訪問販売の規制なども行っています。

また、日常生活になじみ深いものとして、「これを食べるだけで痩せる」といったコピーなど表示の規制や、特定保健用食品(トクホ)制度の運用なども行っています。

―これを食べるだけで痩せるなんて夢のような話あったら嬉しいですけど(笑)、実際に購入してしまう人はいるでしょうね。各課は、どういうかたちで関わっているのでしょうか?

「これを食べるだけで痩せる」などの誤解を招くような商品やサービスに関する表示については、「景品表示法」という法律を担当する表示対策課が実際の法執行にあたっています。国民の皆さまが、商品を購入する際に誤解を与えることのないよう、企業への調査、指導も私たち消費者庁の仕事です。

“トクホ”のマークをよく見ると「消費者庁許可」と書かれていると思いますが、その審査や許可を行っているのが食品表示企画課です。

総務課とは?情報システム係とは?

―そういう働きをされているんですね。個人的に“トクホ”の商品には毎日お世話になってます!
ちょっと脱線してしまいましたが、情報システム係が属する「総務課」は、一般企業で言う「総務課」と同じようなイメージでいいのでしょうか?

はい、企業の総務課も同じだと思うんですが、各課が支障なく業務に集中できるようにサポートする“社内のサービス部門”みたいな感じです。言わば“何でも屋さん”のような課ですね。
総務課のなかでも人事、予算・会計、法令審査、政策評価、広報・報道対応など細かく分かれていて、多岐にわたる係のうちの一つが、私たち情報システム係です。

―“総務課=何でも屋さん”あるあるですね~!情報システム係はどんな業務をされているか、もう少し詳しく教えていただけますか。

情報システム係は、国民向けの情報システムや都道府県などの地域とつながるネットワーク、省庁内のシステムなどがあって、その管理や保守、改善を行っています。
各課が滞りなく業務に取り組めるように、システムの不具合がないかチェックしたり、改善対応や環境整備をしています。

―消費者と直接関わることはないけれど、各課の土台となる重要な役割を担っているんですね。今回募集するエンジニア職に求めることって何かありますか?

本来のエンジニアとしての主体業務もそうですが、アクセスデータの集計など付随する業務も幅広くやってほしいと考えています。各課で起きたシステムの不具合や改善要望のヒアリング、外部の事業者とのスケジュール調整が発生することもあるので、そういった調整業務を苦痛に感じない人だと、仕事がしやすいかもしれないですね。

仕事のやりがい・面白さ、難しさ

―エンジニアと聞くと技術職の色が強いですが、そのように周りとの関わりや調整などもあるんですね。でも色々な業務に携われたほうが視野も広がりそうですね!

現場での機会が多いので、様々な人と会話やコミュニケーションをとれることはメリットの一つでもあると思います。PCの設定や障害対応などで、各課の担当者と話す機会も多いので。
これだけ課があると、他の課がどんな業務をやっているかまではなかなか把握できないものですが、今回募集する政策調査員は、業務を通して各課を広く知ることができるポジションでもあると思います。

―色々なことに興味を持てる人にとってはすごく楽しそうですね。せっかく消費者庁で勤務できるなら、その間に色んなことを吸収できたら嬉しいかも♪
では逆に、“難しさ”という点ではどうですか?

難しさですか。その点では他の仕事も同じだと思いますが、新しい知識なども出てくるので常に勉強が必要なことでしょうか。

ママの求人に掲載いただいた理由

―(もしかして私に言ってる…ような気が)それは私も思います(汗)
今回、民間企業の媒体では初めて、「ママの求人」に掲載いただいたということですが、子育てママに目を向けたのには何か理由などあったのでしょうか?

私どもは9時出勤なのですが、今回募集する制作調査員は、朝10時出勤で17:15退庁という勤務時間なんです。ママ向け、時短勤務、というわけではなく元々その勤務時間の募集だったので、それだと子どもを持つ方にも無理なく働ける時間帯かなと考えまして。

子育てママに嬉しいメリットって?

―そうだったんですね。「フルタイムは厳しいけど5~6hの勤務なら」というリアルな声を耳にしている立場なので、確かに時間帯は合いますね。
勤務時間以外にも、子育てママにとってメリットってありますか?

時間給がとれることですね。
ちょっと子どものことで1~2時間遅れるとなった場合、普通だと午前半休とかの扱いが多いと思うのですが、1時間単位で有給休暇を利用できるんです。これはみんな便利だと言っています。

―貴重な有給休暇、時間単位でとれるのはすごく嬉しいですね!他にもあったりしますか?(欲しがりですみません(笑))

そうですね~(笑)。あとは、見てわかるように庁舎は古い建物なんですが、耐震補強工事が済んでいるので安心かなと。それから最近共用部分の改修を行っていて、女子トイレがすごくきれいになりました!
あとは、課でまとめてお弁当を頼んだり、1Fに職員食堂もあるので外に出ずに昼食がとれることでしょうか。
お昼休憩しっかり休めるので、スッキリとした気分で午後もお仕事できますよ。少し外を歩けば緑もあるので、気分転換もできると思います。

―休憩大事~!オフィス街は特にランチのお店もコンビニも長蛇の列で、それだけで10分、20分過ぎちゃったりするので…。

それから、実際に起きた事故や注意喚起の記事が回覧として各課に回ってくるんです。
例えば、ふかふかな柔らかいソファに乳児が挟まった事故や、カーテンの紐で首が締まった子どもの事故とか、子どもにも関わることも含まれていたりします。

―え~そんな事故が…!子どもって大人が思いもしない行動をしたりするので、そういった事例は子を持つ親にとって知りたい情報ですね。

そう思います。新聞では、消費者に関わる情報が点在していますが、庁内では情報がひとまとめになっているので、それも一つのメリットかもしれません。

―ひとまとめになってるのはありがたいかも♪情報が溢れている時代なので、自ら探さなくても必要な情報をまとめて知れたりすることは、メリットと言えそうですね!

はい、私たちは消費者庁の“職員”でもありますが、その前に一消費者なので。知ってて損、ということはないのでためになっている部分はあります。
実際に、私の家のエアコンがリコール対象だってことを回覧で知ったので(笑)

おわりに

―え~(笑)それは早めに知れてよかったです!全員が、何らかの“消費者”ですもんね。柏原さん、酒井さん、貴重なお話しをありがとうございました。
最後にぜひ、伝え足りていないことがあればお願いします。

役所ってどうしても堅いイメージを持たれがちですが、実際はそんなことない、ってことを伝えたいですね(笑)
特に私たち情報システム係はフランクで、コミュニケーションをとりながら和気あいあいとした雰囲気で仕事しています。人間関係の悩みや愚痴とかもこれまで聞いたことがないですし、過ごしやすい環境だと思います。

編集後記

今回お話しを伺って感じたのは、「霞が関」「消費者庁」という情報だけで、お堅いイメージが先行してしまうかもしれませんが、そのイメージが良い意味でなくなりました!お二人の柔らかな口調や空気感がそう感じさせたのかもしれません。
あと個人的に意外だったのは、外部の事業者(弁護士や委託先のシステム会社の社員など)も庁内に勤務しているそうで、“様々な人が働いている場所”だということ。仕事もそうですが、視野が広がる体験ができそうな環境だと思いました。

「消費者庁で働いてみたい!」と思っても、募集要項やタイミングなどぴったり合うことのほうが難しいかもしれません。システム関連の経験を活かしたい、消費者庁で働いてみたくなった、という方は、ぜひ応募されてみてはいかがでしょうか。

▼募集要項
https://mama-9jin.com/limited_kyujin/12508

[ 会社情報 ]

職員数:約500名
事業内容:国家公務
URL:http://www.caa.go.jp/

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