おすすめコンテンツ

【第10話】ブランク10年目の挑戦~アラフォーママ、初めての転職~「妊娠退職」

【第10話】ブランク10年目の挑戦~アラフォーママ、初めての転職~

<<前回のお話はこちら

前回に引き続き主人公・さくらが専業主婦になる前に勤めていた会社でのエピソードです。
「出産ぎりぎりまで働き、退職したい」というさくらに対し、同僚は応援してくれましたが、チーフの態度は冷たくなってしまいました。

妊活や子育てと仕事の両立に関しては、妊娠したさくらや同僚、チーフにとって、それぞれの立場や環境の中でのとらえ方や葛藤があり、とてももどかしいですよね。
今回は、そんな女性が抱えがちなお悩みをピックアップしました。

妊活中の方や妊娠中の方、子育て中の方、それぞれが現在進行形で経験しているお悩みもあるかと思いますので、ぜひご覧くださいね。
ママの求人編集部からのコメント・アドバイスも記載していますので、詳しく知りたい方は「はじめてのママ就活」も併せてチェックしてみてください!

目次

仕事と妊活の両立に限界…

仕事をしながら妊活中。働きながら不妊治療を受けているが、残業も多い部署で毎日帰りも遅く、ストレスが爆発しそう。正社員で働くことと妊活の両立は無理なのか、最近限界を感じている。妊活と仕事どちらか選ばないといけないのか…。(正社員/既婚・妊活中)

妊活と仕事、どちらも大切なことなので、どのように両立していくか悩む女性は少なくないと思います。妊活と仕事のバランスを考える上で、大きく以下の4つの選択肢があげられます。

①退職する(「仕事」を辞める)
②転職する(「仕事・働くこと」は続ける)
②休職する
③仕事を続ける(今の仕事を続ける)

今の部署または会社で、「仕事と妊活の両立」の“その先”は考えられか、妊活との両立が難しい今の職場環境のまま、妊娠後、出産後のことは想像できるか、長期的な視点で考えてみてはどうでしょうか。

妊娠していることが発覚、今の職場を退職するべきか…

今の職場には制度としては産休・育休どちらもあるが、時短勤務は子どもが3歳になるまでという条件があり、しかも時短勤務の実績はないため、正直不安。お客様との信頼関係も築けているし、後輩の教育係を任されたり、何だかんだ好きで続けてきた仕事なので辞めたくはないのだけど…。(正社員10年目/第一子妊娠中)

「時短勤務の前例がない=自分が時短勤務として働く一人目になる」ということなので、不安は大きいと思います。
最終的には、「退職せずに働き続ける」「妊娠を機に退職する」の二択になると思いますので、ここでは働き続ける場合について考えてみます。

時短勤務の場合、これまで担当していた業務の一部は周囲に割り振られることになるかもしれません。また、そもそも任される業務内容やポジションが変わる可能性もあります。
本来はそのような点に対して周囲の理解があってしかるべきなのですが、時短勤務の実例がない会社の場合は、自らの行動でできる限り周囲を味方につけられるよう努めることも必要になってくるでしょう。
例えば、以下のような行動が考えられます。

〇会社の採用活動においてメリットになることを伝える
〇業務の効率化に努める
〇働き続けられる環境を整える

現在のポジションや職場環境など、色々な要因があり行動が難しい場合もあるかもしれません。
「仕事が好きだから続けたい」という気持ちも大切にしたいですが、そのような場合には転職を考えることも一つの手だと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次