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今回は、主人公・さくらが専業主婦になる前に働いていた職場でのお話です。
お子さんが風邪をひいたときなど、度々早退・欠勤が発生するママスタッフを快く思わず、休む度に愚痴を漏らすチーフ。
ただ、チーフ自身も、子どもがほしいという気持ちがありながら、経済的に家族を支えなければいけない事情を抱えていて―。
子育てをしながら家計を支えていくことは、決して簡単な事ではありませんよね。
「正社員」
「時短勤務できる」
「リモートワークができる」
「フレックスで好きな時間に働ける」
「パートとして入社し、ゆくゆくは正社員としても勤務できる」
「家庭の都合による早退・欠勤もしっかりサポート」
そんな条件がそろった理想的な求人が増えてきたらよいのですが、まだまだ多くないのが現実です。
一方で、昨今の新型コロナウイルス拡大の影響もあり、「いざという時に備えたい」「少しでも収入を増やしたい」と考えているママも多いのではないでしょうか。
「働きたい」「働かなくてはいけない」状況になったときのことを考え、「どのような仕事に就きたいか」「どのような準備をしておくべきか」など、普段から自分の考えをまとめておくと、いざというときにスムーズに行動できそうですね。
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自分自身の希望と周囲の環境を整理する
「収入を増やしたい」「社会とのつながりを持ちたい」「キャリアアップしたい」など、就職活動を始めるきっかけが人それぞれ異なるように、家族構成や住んでいる地域、周囲のサポートを得やすい環境か等、自分を取り巻く環境も人によって全く異なります。
自分に合った仕事に就くためにも、まずは「どんな仕事をしたいか」「どれくらいの日数から働き始めるか」など、整理することから始めていきましょう。
いざという時のために備えておきたい「資産」とは
「備え」というとお金のことを想像しがちですが、以下のような、お金以外にも「いざという時」に自分や家族の支えとなってくれる資産があります。
・生産的資産
・活力資産
・変身資産
新型コロナウイルスの影響により、これまでの生活スタイルや常識が大きく変わりつつあります。もちろん、みんなが力を合わせてこの苦境を乗り越えることが最優先ですが、この先の働き方・生き方についても、少しずつ考えていきたいですね。